MR1022

京都、底冷えが開始しました。
11月の寒さとは別格の冷却度です。
cassowaryの床から漂う凍てつく空気も、
足の裏をひりひりとさせる程に強力になりました。
外は冷たい風が吹いているので、
最近はもっぱらメルトンコートに身を包み、
出勤をしています。
風を通さずあたたかいので、快適です。
メルトン素材のアウターが、
cassowaryへもいくつか届いています。
その中から、merphからリリースした写真のMR1022
創り手が気に入っているメルトン生地を使って、
創っています。
ウールにアンゴラだたっぷり含まれており、
厚みの割に柔らかいのが特徴です。
また艶のある表面をしていて、
メルトンのもつ無骨さは軽減されています。
カタチはとても大人な雰囲気です。
落ち着いた印象を受ける風貌、
そこへ左右の大きなポケットが迫力を追加しています。
少しだけ丸みのあるシルエットも、
これまでにリリースしてきた作品とは違う魅力を感じます。
店頭に並んだコートの中では、
身幅とアームホールにゆとりが有る方で、
しっかりと内側に着込む事もできます。
ただ、
ぼってりと見えない様に締めるとこは締めて、
ジャケットの様にカーブした袖が、
全体の印象を引き締めています。