merphの洋服の印象の1つに
どことなく漂う緊張感と”強さ”があるように思います
作りがどうか縫製がどう生地がどう
それらはどれも重要だと思いますが
そういう部分を知る前に
目の前にある1着の洋服を見た時に感じる
こちらに迫って来るような強い雰囲気
このMR1031を見ていると
それが存分に発揮されていると感じます
使用している生地はコットンギャバジンクロス
打ち込みが良くて生地に自然な撥水性があります
また洋服の輪郭がはっきりと出るのもこの生地の特徴なので
merphのトレンチコート特有の前立てのカッティングも
淀みなく美しい線が描かれています
この手のコートは
スプリングコートと一纏めに呼ばれる事が多いですが
MR1031に関しては
春でも秋でも着用していただける生地で創ってます
秋冬のコレクションでは
例年重厚な生地のコートを多く創りますので
シーズンレスで使える生地感のコートは
春夏で数型を創る様にしています
そして有り難い事に店頭と卸先さんどちらでもご好評で
店頭では早くもサイズ2が残り1着になりました
あと1ヶ月後には出番が来てると良いのですが
暖かくなるのを楽しみにしてこの冬を乗り切りましょう