書斎DIY

自宅の屋根裏部屋に書斎を作りました
もうコーナンプロに行けばスタッフのおばちゃんに
『まいど!』と声をかけられるこの頃であります

9月に描いた洋服のデザインはゼロ
棚や机の設計図ばかり描いていました
しかしそれももうおしまい
あと一つだけ棚を作ったら
いよいよ整った仕事環境でひたすらに絵を描きます

 

MR3071&anm3046

これもまでも66ナイロンを叩きつけた黒バージョンや
きなりのデニムを叩きつけたオフホワイトバージョンなど
ベースの裏毛生地に合わせる生地が見つかり次第製作して来た
merphのスウェットパンツ
なかなか見つからなかった杢調のグレーの布帛が見つかったので
ようやくこの色が使えました

今回の上に叩きつけた生地は杢グレーのコーデュロイ
cotton 92% wool 8%
やたら柔らかくてしっとりしてると思ったら
やはり良い糸を使っているようで
お値段が予想よりかなり高かったのですが
ずっと探していた杢グレーの生地です
買う以外の選択肢はありませんでした

以前からこちらにも紹介しておりましたので
問い合わせも複数いただいておりましたが
各サイズ10本ほど仕込みました
紳士用は3サイズ
淑女用は2サイズの展開です

online storeの掲載急ぎます
少々お待ちください

お蔵入り

こちらのコートのほか
淑女用のショートジャケットなど
諸般の事情により来年リリースとなりました

『新型コロナウイルスによる新型コロナウイルス感染症』
この枕詞も聞き飽きたと思いますが
いろいろな制限がかかり
未だに過酷な状況が続いています
生地を手配し
工場を抑えるのも一苦労
ようやくなんとか生産が完了しても
今度は本当に売れるのか気苦労が絶えません

とはいえ
立ち止まればそれまで
慎重に吟味して
条件の揃ったものから勇気を持って着工して
10月に突入する同時に店頭は冬の品揃えが整いました

トレンチにバルマカーン
昨年までの勢いは当然ありませんが
その分生産数も半分から1/3くらいまで抑えたことを考えれば
ありがたいことに順調な滑り出しと言えます

あと数方仕込みをしましたら
次はまた春の準備にないります
いつまでも続くこのサイクルに嫌気がさすこともありましたが
今は次のシーズンを作れる喜びを噛み締めています

 

MR2080 anm2025

ウールとコットンのグレンチェックをワッシャーにかけて仕上げた生地です
非常にふわりとしています
もう少しカサカサするものが多いのですが
私が思うに
コットン糸側がかなり良い糸なのではないかと思います

さらに
そのコットン糸が白ではなく生成りなので
全体的にグレーではなくベージュベースのグレンチェックになっています

写真はないのですが
背中に大きなボックスプリーツをつけているので
開くとかなりの分量が広がります

当初
羽織る時の摩擦を心配しましたが
生地の質と寸法の設定によって問題ない仕上がりになりました
本格的な寒さが訪れるまで長く着用していただけると思います

onlinestore

MR2080_glenchack for men

anm2025_glancheck fo women

 

今年も少しだけ

2018年に生地を仕込み
2年にわたってようやく需要に対応できたこちらの赤いコート
あと少しだけ残っております
でも淑女用だけ
それもサイズ1はあと1枚だけ

また何年かたったら
この生地で新しいコート作りたいと思います
それまでしばしのお別れ

それと
これに太刀打ちできるような素敵な生地を
また生地屋さんと企画できたろと思っております

さて
今後の新作入荷の予定は
近々スウェットパンツがやってくるのではないかと思われます
その後グレンチェックのロングシャツ?ローブ?が上がって
その次にキルティングライナーのフードコートへと続きます

10月の半ばからは春の仕込みも始めないと
果たして来年の春はどうなるのでしょう
日常はとりもどせるのでしょうか・・・

MR1152

MR1152 appraiser

非常に綺麗なカシミヤ混ビーバーが手に入ったので
寸法と袖口の仕上げにテコ入れをしてこちらを製作しました

濃いチャコールに少し薄い毛が混じる私の一番好きなグレーです
目付けも軽く460g
ツラは重厚に着心地は軽く
これが良い服の条件だと考えます

コートとして使えるように
幾分袖巾やアームホールにゆとりを持たせました

ラペルはいつも通りのフィッシュマウス
キリッとしながらコンパクトなこの形が好きなんです

冒頭に書いたように
生地はイタリアからやってきたカシミヤ混のビーバー
艶もあり柔らかく一目で採用決定しました

online storeへのアップ、急ぎます

MR1152 charcoal