merph_anima
2歳
まだまだ卸先も少ないけど
cassowaryでしっかり立てる様になって来た
来春も展示会のプライベートオーダーが非常に好調だったから
更なる成長を期待している
よく簡単に『これのレディース創って』
と言われる
嬉しいのだが
紳士服と婦人服
これはまったく別もの
単純なグレーディングで着丈や身幅を変えても着れるものじゃない
そう言うものを平気でレディースサイズとして出しているメーカーもあるけど
僕らが創る様な洋服は
しっかり寸法を出して行かないとまるで男性用のものと違うツラになってしまう
女性特有の身体的な制限に合わせて
同じデザインでもそれを女性が着た時に
女性の体にのった上で同じく魅力ある仕上がりにならないと意味が無い
今年
merph_animaのコート類は昨年に比べて大きな一歩を前に踏み出せた
来年の秋冬
また更に進歩するためには
まだやっていない領域にもトライしなくていけないと思っている
スカート
あるアイデアが既にあるのだけど
それをどうやってしっかりとしたプロダクトにするのか
まだ問題点だらけで悶々としているのが現状
ただし
頭の中にある通りの仕上がりになる理屈が付けられたら
きっと素晴らしい物になる
年末がやって来て
これからようやく2013年の1月を気にする世の中で
ずっと2013年の10月に接する毎日
これから溢れ出す年忘れと謹賀新年
酒と肴を摂取しながらも
きっと頭の中は青写真で溢れている

寒い
今日の北山は看板壊しの突風が吹き荒れた
顔の皮膚はぴしりと張って
乾燥肌も伴い
洗顔をするときぴりりとしみた
それでも時間は前へと進んで春を近づける
秋冬の最後の生産は遥か昔
今や続々と2013spring&summerがarrival
あんまり飛ばして紹介するとシーズン途中に新鮮さがなくなるから
今日はまだ何が上がっているかは内緒にしておく
さて
そう言いながらも早々に入荷をアップした
早速多くの反応を頂いた
在庫足りるだろうか
嬉しい悲鳴というありきたりな表現をするしか無い状況だ
お昼過ぎにcassowaryにとりあえず各色3個納品して来た
入荷連絡をお待ち頂いていた皆様
宜しくどうぞ
バッグの製作は面白い
アイデアをこらして
革の発注に勇気をしぼって
原価の交渉に粘りに粘って
今回はデザインも出来映えもお値段も
なんとか納得できるものが出来上がった
来年の秋冬のコレクションでも
また何か創りたい
今回みたいに皆さんに喜んでもらえるものを
期待してもらえると答えられる気がする
期待をください

春物1点、投入。

北山KAMMERの方には、
順調に春の作品が届き始めている様です。
私も未だ見る事が出来ていない新作達、
凄く奇麗な上がりで届いているとの事です。
cassowaryへの店頭投入時期は、
ただ今思案中です。

今はコートをお探しの方が多くご来店されるので、

まだもう少しだけお待ち頂くかもしれません。

でも、昨日KAMMERに届いたMR5004に関しては、
ご予約会の時に、
多くの方に入荷連絡のご希望をいただきましたので、
本日、納品してもらうことにしました。
まだ写真の手配ができていないので、
詳細はin the sanctumの方で
ご覧下さい。
ただの上品なトートバッグであらず、
アイディアと工夫があると、
こんなに面白い作品が出来るんです。
今回は少し在庫が少なめのご用意です。
ご来店の際はお試し下さい。

北山に到着
こちらの3wayトートはお問い合わせも多いので
明日にでもcassowaryに少量納品しようかと思う
2度目のバッグ製作
いろいろと具合が良くなったと思う
革のランクもググッと上げて
落ち着いたオイルレザーをチョシスした
トートからショルダーに
そして今回はワンショルダーに変化する
これだ
このレザーのカラーはカーキ
広島のinfini dressの大将からの別注カラー
広島の皆様いかがでしょう
写真が日暮れにとったので少々ハロゲンの影響で色が上手く出なかった
是非実物を
革のロットから4個だけ京都におこぼれを頂いたので
こちらでも紹介させてもらう事にした
面白いバッグが出来たと思う
冬物がもう揃っている人が多いので
ちょっと早めに春開始
今回の在庫はキャメルが13個とカーキが4個しかないので
お早めに

月は地球とのバランスが良かったから衛星になり得た
引力と斥力
引力は好意
斥力は嫌悪
片方が好意を持っても片方が嫌悪すれば
追いかけっこが始まる
嫌悪をぶつけあばどんどん距離は離れて行く
宇宙も人間も同じ方程式の中にある
ビッグバン以来
宇宙が拡大するスピードは衰えていると考えられていた
しかし
近年
それとは逆に加速している事がわかったそうだ
原因は星同士の斥力
お互いを突き放そうとする力が
密集していた原始宇宙から次第に拡大を加速しているそうな
嫌悪は放っておけばどんどん加速する
時々どうにか引力を感じないといけない
そう言えば先日の金沢への道中
久しぶりに海を見た
吹く風は京都や東京のものとはまったく違った
匂い
強さ
いろんなものが違った
日々の生活に少しでも何か違いを感じると
脳味噌は一気に活発に動きだす
毎日を同じ様にしか見られないと生きているうちにゾンビになる
ゾンビになったら肉が腐るが
同じ事を繰り返すヤツは心が腐る
それでは未来はやって来ない
記憶も人格もなくして手当たり次第に噛み付くしかなくなる

MR1022

京都、底冷えが開始しました。
11月の寒さとは別格の冷却度です。
cassowaryの床から漂う凍てつく空気も、
足の裏をひりひりとさせる程に強力になりました。
外は冷たい風が吹いているので、
最近はもっぱらメルトンコートに身を包み、
出勤をしています。
風を通さずあたたかいので、快適です。
メルトン素材のアウターが、
cassowaryへもいくつか届いています。
その中から、merphからリリースした写真のMR1022
創り手が気に入っているメルトン生地を使って、
創っています。
ウールにアンゴラだたっぷり含まれており、
厚みの割に柔らかいのが特徴です。
また艶のある表面をしていて、
メルトンのもつ無骨さは軽減されています。
カタチはとても大人な雰囲気です。
落ち着いた印象を受ける風貌、
そこへ左右の大きなポケットが迫力を追加しています。
少しだけ丸みのあるシルエットも、
これまでにリリースしてきた作品とは違う魅力を感じます。
店頭に並んだコートの中では、
身幅とアームホールにゆとりが有る方で、
しっかりと内側に着込む事もできます。
ただ、
ぼってりと見えない様に締めるとこは締めて、
ジャケットの様にカーブした袖が、
全体の印象を引き締めています。