企画書

東京の展示会中

同時にとある企画を急激なスピードで展開させていた

会社を始めて丸10年

今年の冬は激動の年の瀬になりそうだ


物事を新しく始める時

打合せを繰り返し

色々な人と話す訳だけども

どこかに一本しっかりとした共通理解が無いと無駄な時間がかかる

なので

出来るだけ企画書というものを仕上げて全員に渡す

言葉と数字を分かりやすく並べて

まだ始まっていない事柄に具体的なイメージを抱ける様にする

これがたのしいのだが

開けてみたらやっぱりその通りには行かないのが毎度の現実

一度でいいから企画書を上回る誤算を味わってみたい

これは誰もが抱く淡い夢


今回ももれなく僕は超希望的観測の実現を願いながら

出来る限りシビアな書面を書き上げた

果たして

その結果はどう出るか


僕は洋服をデザインしているが

実際やっている仕事は店舗の構築だと思っている

今のcassowaryにはちょっと不満がある

始まりの頃のあの箱は

もっと幻想的だった

と自分では感じている

長くここにいるうちに

非現実的だった空間が少し所帯染みて来た様な気がする

この秋冬が好調のまま終わったら

少し店舗にテコ入れをしたいと考えている

出来るかどうかわからない

アイデアがでない限りはやらない

そんな事考えていると

あっという間に時間が過ぎていく

先立つ物は金 先に立たない物は後悔


もっと創りたかったのですが

申し訳ありません

仕入れられる限りこれでも仕入れました

それでも足りませんでした

今回このスライバーニットを使用したアイテムはどれも好評で

なんとかパーカに関してはマペル以外のイタリアのメーカーのものを探し出し

緊急仕入れを行い

いつもと違う縫製工場で30着ほど仕上げてもらっていますが

その間をつないでいたこのフードローブの在庫もついに各色1着ずつとなりました

ご購入いただいた皆様

ありがとうございます

来年の秋冬の制作に入っている現在

今年の状況をしっかりふまえて

さらに新しい物を考えつつ

より良いシーズンになるように努力します


好調の今シーズン

現在追加生産が進行しているのは

MR4063

ジップアップパーカの迷彩スライバーニット

先に使用した迷彩とは違う物で

マペルではなく

ローマテック社の物を見つけ出し使いました

それから

今年も入荷直後店頭から消滅したフードスウェットワンピース

anm6018

これのブラックを縫っています

どちらも予定では10/25頃あがるのではないかと思います

ほかにも追加したいものがありますが

すぐに春の生産が待ち受けているので

これが限界でした

次回はもう少し勇気を出して生産をします









do the bag 再び

bowling bag
¥31,000(without tax)
もう3年近く取扱いをしていないのに
未だに店頭でのお問い合わせをいただく事の多い
ドイツの名品do the bagシリーズ
久しぶりに登場です
今回はこれまで取り扱った事の無かった
blueのbowling bagが届いています
色表記はblueですが
実物の色はnavyの方が近いと思います
このシリーズは僕達も気に入っていた上に
ご購入いただいた方々の評判もとても良かったのですが
長い間しっかり販売を重ねたので
しばらくお休みしていました
久しぶりの再会
やはりこの独特のフォルムにはうっとりします

エースと大砲

展示会第一週目

まだむき出しだった富士山頂も

四週間行ったり来たりしている間に雪の冠をいただいていた

さすがに疲れた

これからもまだいろいろと商談が続く

止まったら腐る

何もひらめかなくてもとにかくじたばたしてみる

さあて

エースナンバーMR1066

早速大好評

入荷総数28着

昨日の時点で10着消失

この土日でどれだけ売れるか楽しみなのと同時に

11月と12月の在庫に不安を感じる

かといって

これから追加を発注できる訳でもなく

エースを援護する大砲の到着が待ち遠しい


それにしても急激に冷え込んで冬のにおいがしてきた

まだダイソンの送風機を片付けずにいたのに

ガスファンヒーターを出すはめになった

歳のせいで関節に歪みを感じる

展示会も落ち着いたし

そろそろ体力作りのためテニスを再開しようと思う

気候も良いし

大原のテニスコートデビューしたい

食欲の秋をスポーツの秋にて相殺

東京で皆に約束した通りに

次回の展示会までにしめるとこしめて

良い生活をしていこうと思う

もう1つのバルマカーン

もう1つのバルマカーンコートが本日到着しました
こちらの生地はバーバリークロス
非常に軽量でやわらかいですが
緻密に織り上げられている生地です
その表面にはうっすらと美しい光沢感がみてとれます
また写真ではわかりませんが
裏地にはコットンとウールが50%ずつ混ざったビエラ生地の
ブラックウォッチ柄を配しています
こちらのバルマカーンコートは秋から冬まで
そして春もまた出番がやってくる
もっとも活躍期間の長い種類のコートになっております
是非店頭で
ご覧下さい