MR3075

今回も好評です
こう言うギミックは海外の方にも受けます

今回も内側は表面の耐久性が強いダンボールニットを使用
さらに上のトラウザー部分もストレッチの効く中肉のツイルを使いました
生地の張りがあるので筒状をキープし
内側全体に空洞を作るので
空気が出入りしてこれからのシーズンも快適に過ごせるかと思います

2色展開で4サイズ用意しております
昨シーズン我慢していただいた女性のお客様
お待たせいたしました

オンラインストアへの掲載リクエストをたくさんいただいておりますが
現在人手不足以上に店頭が毎日週末状態で全く作業ができそうにありません
通販ご希望の方はメール、お電話にてお問い合わせください

MR1169

merphにしては短めのジャケットでしょうか
着丈は
size00 FRONT72cm/BACK84cm
size 1 FRONT77cm/BACK89cm
size 3 FRONT82cm/BACK94cm

素材はリサイクルナイロン
リサイクルかどうかは重要じゃなく
生地のツラが素敵だったので選びました
艶と生地のキックバックが気に入っています
防水の上に撥水加工も施しています
ファスナーもおつきあいして
止水ファスナーの艶消しをムシ見せにて走らせました

カラーはblackとoliveの2色を用意しました
最後までnavyも迷いましたが。。。

生地が冷たくて心地よく
かなりオーバースペックの寸法で設計しているので
ナイロンですがサイドのジッパーの開閉で中に籠る熱をコントロールできるので
1日の気温が乱高下するこの時期に適応します

生地のキックバックの強さのおかげでシワも残りにくく
かなり軽いので持ち運びにも向いております

袖口に入れたゴムをたくしあげ
袖さきを弛ませたこの雰囲気が非常に気に入っています

このところ
立て続けに新作が店頭に届いております
どの品番ももれなく好調で
何より嬉しいのが
京都にいながら日本全国の方だけでなく
世界中の様々な国の方に買っていただいていることです
年齢も性別も国籍も関係なく幅広く
ここ1ヶ月の購入者の出身国は
アメリカ、カナダ、メキシコ、コロンビア
クロアチア、デンマーク、スペイン、スウェーデン
シンガポール、台湾、中国、韓国
イギリス、フランス、オーストラリア、ドイツ、スイス、イスラエル
毎日が国際展示会
大金叩いて締切に追われて展示会をしていた時よりも
確実に私の作る服は海を渡って世界中の人に着てもらっています

さあ
本日も店頭で日本中、世界中の皆様のご来店をお待ちしております

 

 

VALUES MERGE INTO CLASSIC

VALUES MERGE INTO CLASSIC
様々な価値、要素をクラシックの中に融合させる

ゴルフという伝統的スポーツに
merphとして洋服として何か新しい要素を溶かし込めたら
そんな思い出このテーマを掲げております

そして
このシンボルマークの中央に聳えるタワーは
神戸のポートタワー
大阪の通天閣
そして
京都の京都タワー
この三つを一本に融合したこの企画のオリジナルデザイン
ちょっとポップなこの姿
どんどん愛着が湧いております

デザインしてくれたのはmerphの新ロゴをお願いした福井氏
実は
彼の会社名は『株式会社アンダーパー』
最初から彼に決めていました

このシンボルマークを
merphお得意のシーリングプリントにて胸に刻印しております
このプリント
一つ一つ手押しなんです
ものすごく時間がかかるのに
何百枚という発注をタイトなスケジュールの仲間に合わせてくれました

merphのSNSからもお問い合わせいただいております
非常に嬉しいのですが
今回はビームスゴルフ神戸さんでの限定発売です
皆様ぜひ神戸へ

merph x BEAMS GOLF KOBE

コロナ禍のある夏の日
男女数名のひと組のお客様がご来店されました
それが始まりでした

その御一行は株式会社ビームスの『ビームスゴルフ』の皆様でした
じっくりと真剣に商品と店内をご覧いただき
商品をご購入いただきました

その後再びご来店いただき
またしてもご購入いただいたのち
弊社の東京POP-UPにまでお越しいただいた際
ついに飛び出したのが『ゴルフをしないデザイナーのゴルフウエア製作』のご依頼でした

ご存知の通り
merphは一切の卸売を10年ほど前にやめました
その理由は置いておいて
その後まったく他社とのお仕事をしなかったわけではなく
こっそり続けております
そこにはいくつか私なりの決め事があります
まず第一に
merphの洋服をご愛用いただいていること
そして第二に
共に製作から関わっていただくこと
さらにここが一番重要なんですが
楽しい仕事であること
『時には仕事は我慢も必要』そうお叱りを受けそうなわがままですが
さくねんそういう仕事をやりましたがやっぱり何も得るものがありませんでした
だからやはり気持ちよくやらせていただくことにしました

キックオフから半年
苦労もありましたが当初私が目指した
『ゴルフウエアでありながら紛れもなくmerphである服』を納めました
私自身が店頭で自信を持って販売できるものです
こちらをご覧いただくmerphのご愛用者様の中に
ゴルフ愛好家がいらっしゃるなら
ぜひビームスゴルフ神戸へ
新解釈のmerphの洋服をご覧ください

MR2091

今年のドルマンスリーブは脇にテープが走ります
ドルマンの弱点
上への可動域を向上させました


もう一つ
やはりコントラストをつけた配色によるインパクト
本日店頭にサイズ3だけ飾ったのですが
すぐさま売れていきました

胸にフラップ付きのポケットをつけているので
oliveの生地の影響もあり
少しミリタリーな香りに仕上がりました

今回は
工場の文句を無視して
0〜3まで4サイズ製作しております
これまでもう少し、、と感じていた皆様
お試しください

ついに

merphの洋服から
ネームタグがなくなりました
これで透ける心配も余分なステッチのストレスもなくなります

看板
店名
値札
そして
タグ
当たり前にあるものが
本当に必要なのか
長い間merphを製作し
そして販売しながら考えました
結果
すべて必要ありませんでした

何がしたいのかというと
情報を最後に提示して洋服を売りたいんです
メディアに取り上げられたから
どこどこの誰々に評価されたから
現象的にしかものが売れないなら
わざわざ自分で考えて洋服作るのは
やめてしまえばいいと思っています
まず服を見てもらいたい
そのためにすべて削除しました
情報の力ではなく
物の力でお客さんが来店する環境を理想としました
ガラス張りの店
そのラックに店の前を通り過ぎる10数秒間に
興味を持ってもらえる形を作れば良いんです
それができていない間はこの店は京都の街角から存在が消えます
ここ数年
卸をやめてからでしょうか
卸先から言われる物を作るのをやめてから
確実に状況が変わりました
鮮烈な朱赤、ド派手なチェック
型数も絞りました
一時は煩悩の数ほどアイテム数を作り
大金かけて展示会を開催していましたが
今や1シーズンに10型程度しか作りません
その代わりしっかり数を作ります
コートは1型50〜100枚
これがほぼすべて店頭で1年以内に消化されます
2018年以降の在庫消化率は95%をこれています
卸をやめたのに売り上げはもうすぐ当時の売り上げを抜きます

私のやり方が正解なのかどうかはわかりません
他にもっと大きな成功をしている人がいるのも
ちゃんとわかっています
しかしこれだけは言えます
merphとしての歩き方はようやく見つかったと

現象的にではなく
対義語である本質的に物を売っていきたいと思っています

今後も
名前のない洋服店
そしてタグのない洋服レーベルをよろしくお願いいたします