15日の夜

毎年やるやるといいながら何もせずに来た祗園祭の露店

遂に今年やります

15日の晩だけですが

奈良のP.GROUP様のご協力のもと

念願の黒ラベルサーバーを設置
洋服屋が出しゃばります


烏丸越えると混雑します

ちょっとその前にいっぱい引っ掛けにお越し下さい

帰りにふらりと立ち寄るのも歓迎します

フードは今のところ予定はありません

今回の経験を活かし

来年は更にグレードアップさせたいと思っております

軒先のスペースを有効利用して

京都の夜に少しはとけ込んで見ようと思っています

お仕事かえり

お時間あれば覗いてください


深夜食堂の破壊力

3度目の深夜食堂ブームが訪れている

前回は夜中に卵サンドを作ってしまったり

ソース焼きそばのためにアオサを買いに深夜のスーパーに走ったり

バターライス試すために米を研いだ

全20話??だったかな?

三度目の一番星は

全編で一度もクローズアップされなかった

唯一メニューに載っている御食事

『豚汁』

名古屋出身の僕の『豚汁』は赤味噌でやる

そしてまず

『とんじる』ではなく『ぶたじる』だ

これは名古屋ルールではなく

もしかすると坂井家のルールかもしれない

具は

大根 里芋 人参 牛蒡 長葱 木綿豆腐


当然

豚バラ肉

何度も赤味噌豚汁を食べた事がない人々に試してもらったが

軒並み好評

その後自宅でも赤味噌に帰る友人もいた

是非試してもらいたい

味噌はナカモの赤味噌『京懐石 味赤だし』がおすすめ

幼馴染みのサトシが作っている

そう

つけてミーソかけてミーソのナカモ

よろしくどうぞ



ちなみに

最寄りで赤出しの豚汁が喰える場所は

養老サービスエリア

そこの食堂に豚汁定食がある

じっくりと煮込まれたざく切りの大きな大根がたまらん

トラックの運転手さん達が食べてるのを見てあまりにも旨そうで注文した

まだあるかどうかは分からないけど


そんなわけで

テニスや糖質カットだの

ダイエットをドウノコウノ言っておりましたが

慢性的深夜食堂依存症再発のため

現在停滞中






cassowaryとvice versaだけの

soul bulletのバンドTシャツ

cassowaryとvice versa様だけで販売する白ボディー


追加で創ったこのバージョンが一番気に入った


soul bulletのテリー•キャスは

酔っぱらってテンション上がりすぎて

護身用の小型オートマチック拳銃持ち出してこめかみに押し付け

『大丈夫!弾、入ってないからさー!!』

そう言って引き金を引いたら弾が入っててパーティー会場をどん引きさせた

なので

ギターにかぶりつくシャレコウベの左のこめかみ少々上をご覧あれ

弾丸が抜けた穴がある


soul bulletって名前は

sole(たった一つの)bullet(弾丸)のsoleを魂のsoulに置き換えて名付けた

冗談で放ったたった一発の弾丸で

天国の階段を駆け足でのぼった男二人は

哀愁のロックバラードを連発する

そのライブは観客がどん引きするぐらい本人達が泣き続ける


言う

設定


音楽と洋服

両方好きだから

ちょっとふざけております




主題歌『soul universe』

いよいよ

じわりじわりと秋冬の入荷が始まった

ずいぶん前に考えた洋服が

形になって手元に戻って来る

まるで

鮭だ


思い起こせば今回の秋冬の制作は

まずギターを握るところから始まった

1フレットにカポはめて

Gm7 / FM7 / C / ConB……

タイトルは

“soul universe”

今回は作詞作曲もさせてもらった

そりゃあもう大変だった


恥ずかしながら

昔々

1人の夢見るバンドマンだった

あの頃の中途半端な経験をひねり出し

友人達の魔法によって

何とかそれらしいものになった

と思う


いい大人が何をこんなに熱くなってんだ…

金にもならないのにいい歳こいてビール何杯も搔っ食らいながら

何度も何度も脱線しながらの打合せをの

どうにかこうにかまとまったストーリー

それを超度級タイトスケジュールで映像に収め音楽つけて

完成したそれを肴にまたビールを搔っ食らう

撮影が終わった時に

おそらくみんな

次回はちょっと….

と感じていたと思う

なのに

なぜ

僕らはビールを飲んでしまうと

いつの間にか

また次の話をしてしまうだろうか

知ってる

馬鹿だからだ

というわけで

現在

次回作

絶賛製作中

馬鹿




名作のもう一つ向こう側

 宗川の作品が続々とcassowaryへ届いている
何度見ても本当に惚れ惚れする

嫉妬すらする

ステッチの番手が細い事

負荷のかかる場所に施された補強ステッチ

縁まで染められた仕上げ

素晴らしい

長財布もこの面構え

ディテールは是非手に取ってご覧頂きたい

使っているうちに気付く気配りが満載

こんなにシンプルな物にまだ付け入る隙があったのか

関心する
これも長財布

グッドアイデア

一番縫製に負荷がかかる場所に縫製をなくす

そこから結果的に

いや

同時発生で生まれるインパクトのあるデザイン

こうあるべきだ

デザインっていうのは

女性向けのものもある

男性向けの長財布より少し小振りのサイズ

大きく開く小銭入れにカードホルダーも充実した二つ折り財布

まだ入荷していないが

この形には赤が有る

美しい品のある赤

今後また仕入れる予定
バッグも入荷

シンプルながら

やはり圧倒的な仕事

何度見てもステッチが溜まらない

内ポケットの革パッチDカン

素晴らしい


世に名高い名作と言われる品々でも施さない

あと一手間まで踏み込む直向きさ

尊敬してしまう

数年ぶりに取扱が再開した宗川

誰よりも僕自身が非常に嬉しい

皆さんにも喜んでもらえると
お忙しい方々にはとりあえずWEBSHOPでお楽しみを

店頭に揃えていない作品やカラーへのリクエストもご遠慮なく


下鴨雨林

先日
ちょっと素敵な手伝いをさせてもらった
撮影場所は世界遺産下鴨神社糺ノ森 

ここで元スタッフの家族写真を撮影した

僕は旦那さんのスタイリング担当

一週間雨の予報だったのに

何と気象庁謝罪ものの晴天

下鴨の神さん

賽銭も受け取らず願いを叶えてくれた

上賀茂神社は何度も参拝したが

下鴨神社に行ったのは実は始めてだった

何となく

大学時代から上賀茂神社に縁があり

浮気する様な気分だったので

下鴨神社には行かなかった

しかし

行ってみたら一発で虜

生い茂る木々

木を包む苔

木漏れ日の雰囲気

こんな素晴らしい場所に今まで来なかった

僕は馬鹿だった
僕のブログをずっと読んでくれている方々にはおなじみ

cassowaryの入り口でダンゴムシみたいになって入店を拒否していた

あの満点わんぱく駄々っ子

ユウト

この日は真っ白の帽子をキメて

遊びの誘惑と興奮を抑えながら

しっかりと撮影

打ち上げが終わった帰り際

この日ずっと遊んでくれた

カメラマンアシスタントをしていた兄ちゃんとの別れが受け入れられず

お母ちゃんの後に隠れながら

静かに大泣きしていた

その姿

この上なく胸を締め付けた


京都の名所

毛嫌いせず有名なところにも一度は行ってみるべきだと思った

金閣寺

銀閣寺

東寺

仁和寺

大徳寺

月に一カ所ずつでも仕事の合間に覗いてみよう

『そうだ、京都にいるんだ』

長くいるとその価値を忘れてしまう

もったいない

もったいない






バージョンアップ

時代遅れのADSL

何とか粘って来たものの

昨今の大容量データ通信に踝がムズムズする状況が続き

バージョンアップを図った

書くのもしんどいくらいの問題がいくつも発生したが

本日遂にJCOMのサービスが開通

そして

今までの電話回線とネット以外にJCOMならではのサービスを追加

そう

cassowaryにテレビの回線が開通

ただいまプロジェクターを捜索中

何とかW杯決勝に間に合わせたい


cassowaryをオープンして来月で7年になる

がらりんとした無機質な空間だったこの20坪のコンクリートキューブも

月日を重ねて少しずつ変化して来た

洋服の店舗としてベースがようやく固まって来たし

ちょっと遊び道具を増やして

もっといろんな事をここで出来る様にしたい

ライブもひさしぶりにやりたいし

祗園祭でもなにかしらやってみたい

バーも出来たら最高だ

欲はつきない

人が集まる場所という意味の

KAMMER

という名前でスタートしたこの場所

どんどんその名前に近づけていこう

皆さんも

よろしくお付き合い下さい

The Heavenless

獄中で死んだトリオバンド

『The Heavenless』

復活のニューシングル

『Freedom riddim』

檻の中に居たって

リズムだけは自由だ

自由を奪われた男達の爽快なスカナンバー


メンバーは

トロンボーン Don Drummond

ヴォーカル Little Willie John


ギター Roy Buchanan

それぞれが獄中で死を遂げたのだが

その死を憂うのでは無く

死などに自分の音楽は左右されないと言う

強いアイデンティティーを示して行くスカロックバンド



言う設定

バンドTシャツは大失敗

このバンドはシングルのTシャツのみのリリース




あとの祭り

今年の祗園祭は例年と違い

巡航が2回にわかれるそうだ

例年ならば14日から16日の三日間

所謂

宵々山 宵山 宵山

が露店で賑わい

17日に巡航となるのだが

今年は17日と24日に分かれる

半世紀ぶりらしいし

どうなるものかまったく想像がつかないが

良い事を聞いた

『あとの祭り』

この語源

まさにこの祗園祭の事だとか

前が盛り上がって後はシラケるそうだ

どちらに来るか迷っているなら


どうやら前がおすすめ


cassowaryのある堺町六角は鉾も山も無いが

意外と人通りが多い

これから山鉾を見に行こうとする通り道になる

烏丸通を越えてしまうと人ごみ地獄

露店でもの買うのも一苦労

だからこの辺りで腹ごしらえってなるからか

けっこうまわりの飲食店の屋台も盛り上がる

残念ながら洋服にその人通りの好影響はない

ここが飲食店だったらそこそこ儲かるだろうに

などと嘆いても

『あとの祭り』

   雨と宇治

宇治に向うと

いつも雨が降る

今日も汚れた車体が綺麗になる程の強い雨に打たれながら

Sanctum号を走らせて宇治へ向った


京都と言えど

広い

宇治まで行くのに今日は一時間かかった

長く住んでいるけどまだまだ行ったことのない京都は沢山ある


前にも書いたけど

雨が降ると集中出来る

車を運転しながら

今日もじっくり考える事が出来た

良いアイデアもうかんだ

でも

迷いも浮かんで来た

途中

事務所に戻ってまとめてみたら

良いアイデアも迷いも大した事なかった

こんなもんだ


昨日

早くも秋冬の作品が一つ納品された

まだまだ夏も本格化していないので

暫くストックに貯蔵しておく

7月は春夏と秋冬の入り交じるマーブルマンス

梅雨の終いのじめっとしたひと月

祗園祭を楽しみながら

じわりと秋を始めよう