ランバージャック4世

綺麗なインディゴブルーとレトロなストライプのコンビネーション

ふわりとしたブークレに接着芯で張りを持たせ

表情をそのままに綺麗な縫製で仕上った


腰にポケットのあるこのデザインに

弊社はランバージャックと名前を付けた

そう

キコリ

ワークシャツと呼ぶのも芸が無いし

身頃の切替を利用した作業用の手袋をしたままでも突っ込める

大きなポケットに由来してランバージャックと呼び始めた


名前を付ける理由は単にデザインの宣言だけではない

デザインに名前を付けると工場とのやり取りがしやすくなる

コートやパンツ、カットソーと違い

シャツはデザインが大きく変わらないので苦労する

そこで勝手にという訳ではないが

一応個人的な理由はしっかりと持った上で

シャツの名称は職業で選別する事にした

ランバージャックにドクター

フェローズにオペレーター

それぞれの職業の現場で役に立ちそうなディテールを盛り込み

それがしっかりとmerphの作品となる様心がけデザインした

今季の秋冬はランバージャックとフェローズを制作

共に秋口に丁度良い羽織り物

冬になればコートの中で活躍させて頂きたい


じっとりと夏ですが

秋冬の立ち上がりを楽しいんで頂ける様

どんどん新作投入して行きます

八月の幕開け

さあ

八月ハチガツ8がつ

分厚い灼熱が怨念の街京都をドームの様に覆い被さっております

兎に角

暑い

宝ケ池にのぼる坂

狐坂の温度計は連日38〜40℃

暑くても届きます

次から次へと秋冬の新作が届きます

昨日

シャツ納品前チェックが上がりました

間もなく全数納品されます

八月は他にもカットソー品番がいくつか届きます

随時

こちらでも紹介させて頂きます





蘇る暴君

穿いていればすぐに欲しいと言われる

大学の先輩が創るマスターピース

これがプリントなんだから世も末だ

オカルト話ではなく

すでに人間はテレポーテーションの初期段階に成功している時代だ

このくらい驚く事じゃない


ここ数年

merphだけで展開していたcassowary

仕入れをしなくても売上が落ちない状況が整った

そこですこし色気を出してピックアップを始めた

会社としてもうすぐ10年

cassowaryの場所も7年になる

多くの顧客さんが通ってくれる店になった

そうなるとお客さんからのリクエストも沸き上がる

そのなかからいくつか復活させてみた

入荷は週明け

既に入荷連絡希望が殺到している

ご連絡頂いている方々へはメールもしくはお電話で

こちらでも店頭に届き次第報告致します

名作をぜひ


社会通念

撮影のからみで様々な施設にロケの打診をするのだが

同じ内容に対してその対応や理解は大きく差が出る

今回は内容上スポーツ施設での撮影ばかり

先日の乗馬クラブなど

あまりにも親切で撮影に理解もあり

一緒に創っていると言いたくなる程良くして頂いた

来月半ばに打診している大阪府堺市の大規模な施設も

市の運営のなかで最大限のご協力を頂いている

実に順調だった

今日までは


問題を起こしてくれたのは京都府のとある市

ロケの帰りにちょうどいい具合のグランドを見つけ

そのまま電話して予約をお願いしてみた

しかし

電話予約は出来ないとの事で

先方に従い窓口まで申し込みに赴いた

撮影の内容を伝えたが

前例がないので行政に確認する流れとなり

返答は後程伝えると言われた

ともあれまずは申し込みをしてからだと言われたので

申込書に諸々を書き込んで窓口に提出した

そしてその日の夕方撮影に市から撮影に関し1万円の請求が来た


1人でやっている訳ではないから

関係者に伝え返答すると言って電話を切った

翌日

FAXで送られて来るはずの書類が来ていないので電話したが休館日だった

そして今日先方から電話がかかって来た

『ご希望の日ですが他に申し込みがありましたのでご使用頂けなくなりました』

どう考えてもおかしいと思うので食い下がった

先方は追いつめられると『社会通念上』

と言う言葉を振りかざしでたらめの開き直りを繰り返す

結果謝罪し非を認めた

その後重複した申し込みを取り下げてもらって僕らに使用許可が出たが

ここでも一言

『こちらが一歩譲っているんだから』

などと抜かしやがった

頭に来る

受付に言った時から椅子にふんぞり返り

ため口接客


京都の湿気が心地良く感じる程不愉快な対応と発言

多くの人と関わると時々こういう事がある

頭に来るけど

同時に

残念だ






真夏の敖光

亀岡で撮影をして来た

頭上に雲は無く

しかし

吹き抜ける風が心地良く

撮影は順調に進んだ


今回も友人の鈴木淳子に出演をお願いし

そうは出会わない特技を存分に発揮してもらった

素晴らしい映像が撮れた

回数を重ねるごとにどんどん我々の作品は派手になりつつある

洋服のPVってのは良くあるけれど

大資本でもないブランドがここまでやるのは見た事が無い

と思う

でもそれが僕の様な小さな無名ブランドで出来てしまうのは

まさに仲間のおかげだ

ロケ地の散策から小道具の調達

作曲録音ボーカリスト

モデルにロケ弁に至まで

全てが飲み仲間の伝による

誇りに思うと同時に感謝の気持があふれて来る

どうにか何かの形で恩を返せる様に出来る事をやり続けて行こう

そう思う

灼熱の太陽に皮膚を壊され

またしても太陽湿疹発症

疲れといたんだ体を癒すにはこれしか無い

おそくにとった昼食(王将)が胃袋にまだこべりついていたが

約束の打ち上げの地へ行かない訳には行かない

5人でとりあえず500gとか

戯言

結局追加500g

1kgの赤い肉を食いつくし

その後は先斗町のカラオケバーで隣の席の男性を巻き込んで

深い夜まで大はしゃぎ

申し訳ないくらいに楽しんでいる


これから僕は2015年の春の制作に追われる日々が続く

同時に撮影をすすめ

その都度

いちいち少しの進展を酒とうまい食い物で祝う

でも

その結果がしっかりと僕の作品を楽しみにしてくれる人達に認めてもらえる様

汗かき絵を描き

効率の悪いディーゼルで突き進む

窓際の白帝


スウェーデンから届きました

なかなか魅力的なクローク

それにmerphの新作レイヤードカーゴを合わせて撮影

このパンツの生地凄いの使っている

キャタピラードビー

名のごとく

まさにキャタピラー

ドビーで織り上げた立体の紋様

数の限りあり


祗園祭も還幸祭がおわり

京都の街がいつもの様子に戻って来た

次の盛り上がりは八月十六日の五山の送り火

その頃には店の大方が秋の作品で埋まる

ご期待下さい













じわり

2015

autumn & winter

じわりと始めて行きます


祗園祭も山場を過ぎ

京都の至る所でこっそりと31日まで続く日々

連日の猛暑日

そんなかで分厚いのご覧頂きましょう


ところで

毎シーズンご覧頂いているこの動物の写真

ある青年の作品

彼がまだ大学生だったころ

僕が前の会社で働いている時からのお客さん



とある有名な会社で開発を担当している

そう

カメラのエンジニア


圧倒的なインパクトの写真に惚れてしまって

merph開始からずっと彼の写真を使わせてもらっている

その歴史

こちらで是非ご覧ください

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いろんな人達のお力添え

感謝してます

知恵熱

サンプルを必死で創っている

一日中色々飛び回って

岩倉で出くわした綺麗な落日


買い物前に暫く駐車場で拝んでみた


少しは落ち着いたが

事務所に戻ればまた焦る

次回作の撮影に向け

無茶なスケジュールで諸々を進行中

知らぬ間に驚く程沢山デザインは上げていて

パターンも上がり始めているのに

資材の発注が追いついていない

そこに秋冬の生産の発注漏れが発覚したり

設定品番が秋冬と来春夏がかぶっていて関係各所大混乱

そこにとどめ

夏風邪発症

知恵熱上昇

風邪は薬じゃ治らない体質

兎に角

寝る

明日には復活したいが

今回はちょっと無理かもしれない

うなぎを食いたい

これは吉田類の影響

おやすみなさい

ロケハン2015SS

馬ってこんなに美しいとは知らなかった

清潔感もある

そして

大きい


昨日は亀岡のSilvano Stableさんへお邪魔した

次回作のロケハンだ

ご家族で経営されている5月に開業されたばかりの乗馬クラブ

オーナーの奥さんが乗馬している姿を拝見させてもらったが
惚れ惚れした


馬がどう関わるかは

おたのしみ

現在

崖っぷちをにじりにじりと前進中

問題はサンプルが間に合うかどうか

あと

雨が降らない事を祈る


それにしても

暑い一日だった

亀岡に行ったのは15年ぶりくらいか

綺麗な風景と夏の空

そのまま現実から逃げ出してしまいたくなったが

そんな度胸も甲斐性もなし

ちゃんと京都に戻り打合せ

忙しくしていれば

苦手な夏が早く過ぎて行くかもしれない




宵宵山

昨日お越しいただいた皆様

暑い中ありがとうございました

そして

ドリンク担当のP.GROUPの皆様

夜遅くまでお疲れさまでした

雷マークの予報だった京都は

朝からPカン照り

ムンムンモイスチャーと紫外線ビームのおかげで

太陽アレルギー湿疹発症

二週に分かれる今年の祗園祭

どうやらあとの祭りどころか

祗園祭自体がシラケてしまっている様な感じがしました

昔のやり方に戻したとの事だけど

これではここで稼ごうとしている人達はお手上げだ

京都市ってやつは

何かにつけて働こうとする人々の邪魔をする

以前も深夜バスのアイデアが出た際に

どなたかが

『京都市民がこれ以上便利になる必要はない』

などとおっしゃったらしい

とかく政治家ってのは世間知らずが多い

謝罪するタイミングで号泣して政治理念を話すコメディアンもいるくらいだし


そんな大きな障害があろうとも

京都の遊び人達はめげずに立ち向かう訳です

来年の祗園祭はまた二週に分かれるのか

どちらにしろ

庶民はその雑草根性で対応して行くんです

我々も今年の不満が糧になり

来年成功するんです


さあ

お祭りは終わり

本日から再びサンプル製作モードに突入


かなりスケジュールがきびしくなってきております

フルスロットルでまいります