do the…….


ながらく取扱をして来たドイツの名作

このたび

弊社が取引をしている代理店様が取扱を終了するらしく

これが最後の入荷

最も人気のあるボーリングバッグも

新色のブラウンとブルーを何とか入手


私も購入したメッセンジャーとトラベルも黒を手配

兎に角

代理店の持っている在庫を出来る限りこちらへ回して頂いた


このバッグとの出会いは10年程前

名古屋のコンランショップで一目惚れして購入

愛用していたところ

次から次へとまわりの人間に何処で購入したか聞かれ

名古屋のコンランショップだと説明するのにも疲れたので

仕入れ先を探して取扱を始めた

3年間での販売数は100個を越えている

cassowaryは何から何だで揃えるセレクトショップではないし

お客さんもそんな事期待していない様子

僕が何を見つけて来るかを楽しみにしてくれていると感じる

このドイツからやって来た抜群のバッグは

間違いなく喜んでもらえたと言う事だ


ドイツからバッグ

スウェーデンから雨合羽

大阪大黒町から革雑貨

さてまたどこかのかっこいいのもの探してみようか

そういえば

僕のキャリアの出発点はバイヤーだし

腕の見せ所

ゆっくり待っていてくださいませ

霜月のおすすめ

11月

東京からの客人が続く

全員からリクエストされたのは

我らが福松

秋の食材が揃い

酒がすすむ

予約が立て込んでいるが

平日ならチャンス有り

それから

21時くらいからでも良ければ2回転目に予約は可能

是非

今のおすすめは海老芋の唐揚げと秋刀魚の焼き霜降りのお造り肝醤油


こちらはcassowaryの今のおすすめ

実にシンプルに

それでいながら美しく男らしくきまったと自賛

今後数年

merphの指針になる作品

素材も幸運が運んだ一級品



急激に寒くなった京都

いよいよ紅葉が進撃開始

永観堂と真如堂に挟まれた我が家のまわりには

地図を持った観光客がちらりほらりl

今年は源光庵がJRの餌食になっているから

あちらに大勢吸い寄せられているので

天王町界隈の名所が狙い目かも

地の利をいかして

今年は徒歩5分以内の紅葉の名所を総なめしながら

来年の春の政策の構想でも練ろうかと思う


大原

自宅から15分走ればこの景色

京都のコンパクトサイズは平日のちょっとした気分転換には都合よし


いよいよ体の事を心配して

平日の朝に毎週テニスに参加する事にした

友人の精神科医のテニス仲間に入れてもらい

数年ぶりのアウトドアテニス

風の影響や地面の具合

インドアとは全く違う環境

図太いテニスがまた新鮮で楽しかった

ただ

展示会中に拾った風邪の後遺症的気管支炎の影響で

呼吸がし辛く

全然動けなかった

今週はしっかりのどを治して参加したい

どうか晴れますように


さて

三連休でした

相変わらず連休に弱いcassowaryはのんびり営業だった様子

コートの納品も少々遅れているので

続いていた好調が少しだれ気味

しかし

今週

そして

来週と

いよいよ最後の納品がやってくる

たくさんの予約と入荷連絡

皆様のもとに連絡が届くのも近いかと

寒さが本格化する前に

なんとか間に合った

冬が

ようやく

やってくる


スタッフ募集



スタッフ募集

事業拡大に伴い急遽スタッフを募集する事になりました

非常に急いでおります

洋服業界に野心の有る方を探しています

小さくて偏屈な会社ですが力を貸してくれる人待ってます


業務

merph直営店舗の運営およびmerphの営業


年齢 性別 学歴 国籍 前科

不問


雇用形態

試用期間2週間のちアルバイト採用その後売上貢献に応じて雇用環境を向上

職歴やこれまでの実績より

弊社での活躍に応じて給与に反映させて頂きます


詳しくは担当吉川までご連絡下さい

cassowary








清潔

滞在時間21時間

名神ぶっ飛ばして名古屋へ

途中うっとうしいくらいあおってくる銀色のプリウスにうんざりして

多賀サービスエリアにピットイン

確かあったはずのスターバックスを探すも見つからず

仕方なくお土産物コーナーの売店で買って近くの出口を出たら

その向こうに離れのようなスターバックス発見

うんざりだ

きれいな空を見上げて少し気を晴らし

サンクタム号に乗り込んで再びアクセルを踏んだ

しばらく走ると左測道に駐車する二台の銀色の車

ああ!

銀色のプリウス

お縄頂戴

気分爽快

心が清潔になった

おかげで無事故で名古屋に到着

東京出張で白バイに嫌な目に遭わされたが

今回は宿敵を捕まえた銀色のセダンに拍手


さて名古屋に帰った目的は

両親の捕獲

観光地ど真ん中に新居を構えたので

4泊ほどの京都旅行をプレゼント

父は昨夜からずっとiPadで我が家の周りを検索中

永観堂から光秀の首塚

あげくは勝手に徘徊して飲み屋の偵察

母は新居の品定め

キッチンが気に入った様子で

ずっとキッチンから離れない


我が家にだけ今週も台風が襲ってきた

熱帯低気圧にかわって三河湾へぬけるのは29日の予定



洗練

まだ残っていた

年を重ねて少しずつ改良し

なかなか顔になったんじゃないかと

今年はモールスキンを使用したから

これから暫く巻物と合わせて主戦力になりそうだ

僕は黒を手に入れている

洗いざらしもまたぐっと来る


さて

それから

あっという間に完売していたMR4063の迷彩ジップアップパーカ

神戸のORZO様から別注頂き

マペル社ではなくローマテック社のスライバーニットで迷彩を見つけたので

cassowaryも少しだけ便乗し在庫を確保

もう一つ

今年もまたほぼ店頭に出る事が無かったanm6018フードワンピースの黒

こちらはORZO様とHemming shop様から追加を頂き

cassowaryも少し便乗

まだまだこれから忙しくなるというのに

見込み違いで在庫が足りなかったところに

卸先様に助けて頂き追加を完了

万全の状態で11月を迎える事が出来そう

感謝

MR2033もMR4063もanm6018も

どれも所謂リピート品番

生地を変えただけと思われるところだろうけど

一度創った形を必ず冷静に見直し

改良も加えている

そして

その作業によって次第に洗練されて行く

洗練

好きな言葉の一つ





優雅

今年創ったコートの中で一番欲しいのはこれ

いい顔してる


思う


merphの制作ので安定して続けているアイデアがいくつかある

そのうちの一つがレイヤードデザイン

奥行きのある構造に魅力を感じる

ただ

それのアイデアは馬鹿馬鹿しくなる危険がある

そこをどうにか

大人の優雅な洋服として仕上げるのが毎シーズンのトライアル

今回のレイヤードコート

非常に上手く行った

こっそり

裏地をバーガンディーにしてあるのも

気に入っている



喜びを運ぶ

兎に角

コートを創るのが好きだ

こちらはバーバーリークロスのバルマカーン

高密度40/2バーバーリークロスは艶やかでしなやか

裏地にはウールとコットンのビエラブラックウォッチを使った

なかなか大人の洒落たの出来上がったんじゃないかと


バルマカーンって言葉聞き慣れない方も多いと思う

ステンカラーコートの事なんだけど

この呼び名の方が自分の創るコートに似合うと勝手に思って

好んで使っている

シンプルな仕上がりのなかにも

強烈に自分たちの作品のにおいが立つものを

いつもそう思いながらデザインをしている

このコートは上手く出来上がったとおもう

ベージュも創りたかったが

オーダーつかず断念

今回は黒のみのリリース

長く美しく

裾を翻し

裏のチェックを見せながら

脳味噌の中の男前のテーマ曲に乗って彼は舞う街を

颯爽と歩いて頂きたい

醤油はハケでぬっていただく

先日ここでも書いた寿司屋に行ってきた

一ヶ月に及ぶ展示会の一人打ち上げ

および

新しい展開に対する英気を養うために

相変わらず美しくて旨い寿司だった


それに

昨夜はそれ以外にも素敵な事があった

十数年ぶりに古い知人に再会した

その昔

僕は一人の洋服屋の販売スタッフ

彼は老舗料理旅館で修行中の料理人

お互い時間と経験積んで

昨夜

僕はデザイナーとして

彼はその料理旅館の料理長になって再会した

この寿司屋は人のつながりを生んだり

再び結んだりする

旨い寿司と大将と女将さんの人柄にたくさんの人間が集まるから

当たり前の事なのかもしれないが

そう簡単な事じゃない

感謝


さあ

今日は大事な打ち合わせ

昨夜の寿司を原動力に

ばっちり新しい出発の骨組みを組み立てます

企画書

東京の展示会中

同時にとある企画を急激なスピードで展開させていた

会社を始めて丸10年

今年の冬は激動の年の瀬になりそうだ


物事を新しく始める時

打合せを繰り返し

色々な人と話す訳だけども

どこかに一本しっかりとした共通理解が無いと無駄な時間がかかる

なので

出来るだけ企画書というものを仕上げて全員に渡す

言葉と数字を分かりやすく並べて

まだ始まっていない事柄に具体的なイメージを抱ける様にする

これがたのしいのだが

開けてみたらやっぱりその通りには行かないのが毎度の現実

一度でいいから企画書を上回る誤算を味わってみたい

これは誰もが抱く淡い夢


今回ももれなく僕は超希望的観測の実現を願いながら

出来る限りシビアな書面を書き上げた

果たして

その結果はどう出るか


僕は洋服をデザインしているが

実際やっている仕事は店舗の構築だと思っている

今のcassowaryにはちょっと不満がある

始まりの頃のあの箱は

もっと幻想的だった

と自分では感じている

長くここにいるうちに

非現実的だった空間が少し所帯染みて来た様な気がする

この秋冬が好調のまま終わったら

少し店舗にテコ入れをしたいと考えている

出来るかどうかわからない

アイデアがでない限りはやらない

そんな事考えていると

あっという間に時間が過ぎていく