お昼乃福松

merphに関わる多くの取引先様や顧客様に
紹介させていただいている和食屋 
『御食事処乃 福松』
夏の終わりに三男坊が生まれ
新しいスタッフも加わり精力的になった
同い年の大将 近松真樹が
この度
ランチを始める事となりました
冒頭写真に副料理長 通称”ごえぞう”が作る
顔に似合わず洒落たデザートが付いて
一汁十菜で1200円
なんとも酒の進みそうな絵姿のランチで困ります

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家族に友人
取引先に顧客さん
いつの間にかみんな常連になってしまっている魅力的な店です
ここ数年
僕の公私にわたる悪巧みのパートナー
ここのカウンターでいくつもの”仕事”が生まれました
来月は彼と再び”彼の地”へ降り立ちます
merph × 福松 セッション4
また後日ご報告いたします

福松をご存知の方も
まだ行った事がない方も
秋の京都の楽しみのひとつに加えてください
私が保証します

御食事処乃 福松
京都市中京区衣棚通り六角上がる
電話番号 075−741−7138
営業時間
昼11:00〜13:00 (最終注文23:30)
夜18:00〜0:00 (最終注文23:30)
定休日 不定休
*ご予約は電話でお願いします

市民権parka

このパーカはすでに日常着として小さな市民権を得ている
最初はすごかった
オーダー数はワンシーズンで500着以上
このパーカの売り上げだけでひと月遊んで暮らせた
そこまでのインパクトがあったのだと自信を持った
しかしそのバブルも長くは続かない
次ももっと売れるパーカをと
考えに考えたが結局は蛇足を描いてしまうだけで
結局のところ最初に創った形に適わなかった

売り上げ枚数は落ち着いたが
このパーカはずっと売れ続けている
それも新規ではなく買い替えに来る方が多いのが嬉しい
だから今年も良い裏毛を見つけたので三色で製作
ちょっと遅くなったけど
これはこれからこそ役に立つ
明日から三都市で販売開始

シニアの階段

最近
福松の大将に連れられて
80歳の女将と70歳のチーフ(板前さん)が
二人でやっている居酒屋へ通っている
42歳を迎える私も
この店の暖簾をくぐりゃあ若者である

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お造りは羽振りよく肉厚で
小芋は冷えたままがうまく
揚げ物はサクサクと
バターソテーは絶妙の日の通り具合
締めはバッテラかかんぴょう巻き
僕もこういう店で一人で呑む歳になった
確実に昔見ていた大人たちの遊びをするようになってきている

申し訳ないが
この店は
教えない

川端通り二条上ル

友人が新潟からやってきた
彼とはなかなかタイミングが合わず
ここ二年飲みに行くチャンスがことごとく潰されていた
まあ連絡がいつも当日だったしってのもあるけど
その都度
前もって連絡をくれと言い続けた結果
先日ようやく久々の酒を酌み交わせた

まずは恒例の福松
カウンターでビールと日本酒を頂きながら
秋の料理を堪能
今回の一等賞はこれ
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イワシとイチジクの揚げ出し
これのせいでビールが一杯増えた

福松で飲むと
カウンターの並びのお客さんと話をしてしまう
今回も例外なくそうなった
しかし
そのまま盛り上がり続けるわけにいかない僕らは
締めの鯖寿司を泣く泣く諦めて
もう一軒の目的地へ向かった

その店は街の喧騒から離れた
川端通りの二条にある
新潟から来た友人が学生時代バイトしていたお好み焼き屋
彼の京都の親代わりのようなご夫婦と
その息子が切り盛りしている
名物は冒頭の写真”塩焼きそば”だ
暖簾をくぐり
まず久しぶりすぎた僕は説教された
こんな嬉しい説教なら毎日でもいい
おかみさんも交えて近況やらあの頃のことやら
お互いの家族のことなんかを話して
なんだか大笑いして
まさに腹も心も満腹状態で店を後にした
当然これからはまた足繁く通うと約束をしておいた
心残りは大好物の野菜焼きが食えなかったことだ
来週にでも食いっぷりのいい若者を連れて行こうと思う

風邪をひいてしまった週末だったが
いろんな人に会えたおかげか
あっという間に治って月曜日を迎えた
今週は新作バルマカーンを自慢しまくる
店番もほぼ毎日
皆様よろしくどうぞ

月光dance

明日あたり満月でしょうか?
今宵はこの曲を聴きながら帰ります

最近いろんなライブを観て
どんどんバンド熱が上がっています
中年は遊び盛り
困ったものです

鍋焼きうどん始めました

今日も京都は快晴
しかし気温はぐんぐんと下がり
出勤にバルマカーンを羽織って丁度良かった
薄手のストールを巻く人も増えてきた
今年もそろそろストール探し始めようと思う

数日前から抱えていた喉の違和感は
昨夜発熱を伴って風邪へとクラスチェンジ
つい先週までアイスクリームを食べたくなる日々が続いたのに
急に羽毛布団なしで眠れない夜が来ちゃあ
体調も崩れて当然
昨夜の夕食は鍋焼きうどんにした

さて
門番火喰い鳥が守るcassowaryには
明日今回の秋冬のコートで一番気にしてる方が多い
MR1104が到着する
撥水抜群のピーチ起毛されたPEツイルの中に
しっかりとシンサレートを詰め込んだ中綿入りバルマカーン
blackと鮮やかなblueの2色
中日ドラゴンズファンのわたくしはもちろんblueの3をキープ

日替わりで気に入っているコートやジャケットを着て
夜な夜な京都の街を飲み歩くシーズンの到来
店も夜も忙しくなってきた

喫茶 火喰い鳥

cassowaryの和名は火喰い鳥
鳥にして唯一猛獣指定されるこの凶暴な生き物は
青い顔面に赤いヒゲ
艶やかに光る漆黒の肢体に
烏帽子のような冠と肉食怪獣のような巨大な爪を持っている
店名に冠した理由は
この洒落た風貌と凶暴性に自らの姿を照らしたのと
食欲を満たしながら果実の種を糞と一緒に撒き散らし
新しい森を作ってしまう無意識の貢献
そんなことができる店になりたいという願いを込めたから
看板を出さないから、ほとんどに人はうちの店の名前を知らないから
まあ、どうでもいいことかもしれない

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そんな鳥の名を掲げたくせに
この店に流れる時間はゆったりとしている
出勤してまずすることは珈琲をいれること
少し濃い珈琲を飲みながら
昨日のデータ入力のミスがないか見直して
京都神戸広島の在庫状況を眺めながら
作品移動の準備をする
今日のBGMはキリンジ
穏やかな店内とこの音楽
抗えない眠気がそろそろ襲ってくる

閉店まであと6時間強
                   

神無月とメルフ

神様たちは里帰りで出雲国へ行っているそうです
貧乏神に取り憑かれている僕にとっては
ここがチャンスなんです

この三連休
東京や名古屋、香港に北京
連休らしく色々なところからご来店頂きました
トレンチコートの連続記録は途切れましたが
三者連続リバーシブルベストなど
いよいよ秋冬の主戦力が波に乗り始めております
頑張っていただいているのはわかっていますが
工場の皆様
なんとか次の休みまでにはバルマカーンをお願いします

昨夜は
東京からやってきた友人と最近行きつけの京都の店巡り
少し前までまだ汗ばんでいた屋上のバーで
フリースのブランケットが用意されていました
風は冷たく
空気も心なしか澄んできたような気がします
短い秋が急激な加速で冬に向かっています
我が鎧のような外套が活躍する時は
すぐそこまで来ています

MR4099日和

今日はもう上着がないと寒い
夕暮れの御池通を
MR4099を羽織って歩いた

長かった洋服を着るのがつまらない季節がようやく終わる
これからまずは一枚仕立てのコートやロングシャツ
それにカットソーの羽織物から一軍ベンチへ昇格
何年目かのベテランと今年入団した新人
誰を先発に持ってくるか贅沢に悩む朝が来る