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[ 01.diary ] 2012年02月24日

あと5日

菊屋町の事務所もあと5日。

まとめられた荷物の量に、少々、ザワザワしている。

今回、引越は若者の協力により、業者に頼まず、自力でこなす事になっている。

名古屋人故、トヨタカードを所有しているのだが、

そのポイントがハイエースを丸一日ただにしてくれた。

費用の問題も解決できるし、大きなメリットだが、

本当の理由は、今回のタイトスケジュール、

業者に頼むにも、日にちがぎりぎりまで指定できなかったからだ。

閉店間際のトヨタレンタリースにハイエースを取りに行き、

欲日、閉店間際に返却の24時間コース。

これで、夜中も使って2日間にわたり、荷物を運べる。

洋服屋の事務所には吊りもの荷物が多いから、

それをいちいちパッキンに入れていては面倒だから、

ハンガーものは夜中に単独で運んでしまいたい。

吉川には悪いが、王将の餃子6人前で残業してもらうことにした。

本人にはまだ、伝えていない。

おそらく、これを読んで知る事になると思う。


強烈な、真空パックの様なギュンギュン詰めのスケージュールに、

Sanctumの3人は人相がやつれ始めている。

この大仕事が終わったら、吉川には肉を、

田和にはチョコレートとワインをごちそうしなくちゃならん。

もう少しで、ちょっと、息継ぎが出来る。

それまで潜水を続行。

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[ 01.diary ] 2012年02月23日

薄暗い事務所

新事務所に、配線ダクトレールを持って行かれた事務所は、

レフ電球2つだけで仕事をしている。

実に薄暗く、少し、むなしい気分になる。

早く美しい庭の様な新事務所に移転したい。


午前中、所用で事務所にいたが、

午後からは久しぶりのcassowary 。

明日もその予定。

暫く顔を出さない間に他社からも新作が続々と到着している。

今日も久しぶりに再開したnil admirariから素敵な靴が届いた。

merphの納品は一旦、落ち着いているが、

ここからinkの重役出勤が始まるので、

お待ちいただいていた皆様には吉川からメールが届いている事かと思う。

新店舗は当面、僕の創る服だけで展開して行こうと思っている。

シーズン、年式を問わず、自信のある作品を並べる店にする予定。

洗濯機も置き、念願の専用炊事場も手に入る。

残念ながら3つ口コンロは付けられなかったが、

カセットコンロとホットプレートを駆使して、

時々料理をしながら、ゆっくりと、などと、考えている。

明日は店番をしながらいろいろと関係各所に連絡、手続きをして、

いよいよ土日月の3日間で事務所の物を北方へ動かしていく。

ものすごい物量だが、男4人でかかれば、すぐだろう。

腰の爆弾と戦いながら、なんとか予定通りに進めたいと思う。

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[ 01.diary ] 2012年02月22日

奔走

20120221.jpg

新しい扉。

2月21日。

初めて、鍵を開けた。

感激。

明日は倉庫の鍵を開ける。

そこに、イナバ物置。

セルフ組み立て。

やる事いっぱい。

買うものも、いっぱい。

2月はあとちょっと。

心配もいっぱい。

期待もいっぱい。

いっぱい、いっぱい。

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[ 01.diary ] 2012年02月16日

気が変わって、帰還

今日は軽く打ち上げでもして、

早く眠って、明日の朝、早く起きて新幹線に飛び乗って、

12時までに判子を押しに行く予定でいた。

ところが、アポイントよりどんどん来場が早まって、

結果、2時間も早く展示会が終了した。

だから、明日の事も考えて、ホテルを飛び出した。

明日の事もあるが、息子に会いたかったのが、本当の理由。

そして、もう一つの理由は、

今回の東京出張で、予想外、予定外に、

エネルギーを手に入れる事が出来たから、

もう、夜が必要なくなったから、帰って来た。


さ、明日。

大きな『実行』を成す。

そして、月曜日から、大騒ぎのはじまりだ。

この週末に、驚くほど沢山の物の手配をしなくちゃいけない。。

既に、沢山の物を、発注し忘れている。

明日、田和に謝る事から始めようと思う。


関係各位へ、

暫くお騒がせします。

ご協力、お願い致します。

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二夜連続

昨夜も、先輩の店に行った。

そして、またしても、飲んだ。

その後、またしても、先輩と飲みに行った。

帰ったのは3時半か。。。

そして、起きたのは6時半か。。。

最近、眠れない。

昔と違って、眠りにつけないのではなくて、

寝てもすぐ起きる。。。

頭が冴えてしまう。

京都に帰ったら、チビの昼寝に付き合って、

少し眠らせてもらおうと、そう思う。


今回の東京の夜。

昨日、一昨日と、先輩と、ものすごく沢山話しをした。

そして、いよいよXデーの約束をする事になりそうである。

その先輩とは京都で出会ったが、

話しをしてみるともともとパターンナーで、

あるメンズのブランドで、ある人間の下でビシバシ働いていたとの事。

そして、そのある人間というのが、

僕が洋服のデザインを始める原因、きっかけ、原動力となったあの人だった。

世間が狭い。なんてもんじゃない。

洋服とは全く関係のない関係から知り合った、

ちょっと衝撃的に筋の通った姐さんの元師匠が、

僕の恩人だった。

その姐さんの店が並木橋から恵比寿に向う途中にあって、

あのお方の店と事務所が並木橋から代官山に向う途中にあって、

4月の僕の展示会の会場とホテルが並木橋のたもとにある。。。

要するに、4月、5年ぶりに、あの方にお会いする。

それだけじゃなく、洋服も見られる事になる。。。

だから、生地をもう一度、考え直す。

そして、絵型を、すべて、自分の最高水準の精度で描き直す。

ずぶずると上の空で考え事ばかりしていた2012年に、

突如としてつむじ風が巻き起こり、

飛んで来た古木に頭をはたかれて、

眼が衝撃的に覚めた。

今回、本当に東京で展示会をして、

その夜に先輩と飲んで、話して、良かった。

心がビッシと整った。

京都へ帰ったら、まず、息子を存分に抱きしめて、

それから、机にかじりついて、足を動かして生地を探す。

やれそうだ。

そして、、、今夜も、行っちゃいそうだ。。。

三夜連続。かも、知れない。。

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[ 01.diary ] 2012年02月15日

2年ぶり

昨夜は、展示会が終わってから、ホテルにこもり、

秋冬のサンプルのいくつかの決めごとをした。

その後、2つ上の、別々の先輩の、それぞれの店に飲みに行った。

夕べはその二人と話しがしたくて、一人で出かけた。

20120214_1.jpg

ずいぶん飲んだ。

一人目の姉さんの店の料理が旨くて、

ビールが黒ラベルだったし、

二人目の先輩の店のハイボールが旨かったから。

2軒目に、1軒目の先輩が仕事上がりに合流して、

3人で少し話した。

僕の内側を睨まれてる見たいな時間だった。

年末から余裕を持ち合わせずにいた『気持ち』が、少し、持ち直した。

今日からまたしっかり、落ち着いて仕事に集中できそうだ。


恵比寿や中目黒に、沢山いかなきゃいけないところがある。

時間が限られているから、全部とは、いかない。

でも、出来る限り、会っておきたい人が居る。

怖くて未だに会いに行けない人も居る。


そんな大事な今宵は親友の大男と飲みに行く。

新しい挑戦を始めた小心者の大男。

自分の事を知ってもらいたくて、説明するも空回り。

俗にいう、『ドヤ顔』を連発しながら効果のない独りよがり。

みんなバランスが整っていないが、見事に、倒れない。

僕の好きな連中は、そんな人間ばかり。

先輩に言わせれば、

その一番バランスが悪いのに微動だにしないのが、僕だそうだ。

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[ 01.diary ] 2012年02月14日

雨の恵比寿

昨日、東京に入った。

久しぶりに、恵比寿で展示会をしている。

この会場は外が見えるから、居心地がいい。

さっきまで親友が差し入れ持って遊びに来てくれていた。

彼女さんが菓子職人だから、大量のチョコレートと焼き菓子を頂いて、

お茶菓子の用意が要らなくなった。

ありがとう、まだ見ぬビエナさん。

20120214.jpg

型数は少ないがなかなか満足のいくサンプルが上がって来た。

すごく楽しい制作だったから、そのまま上がりも比例する。

秋冬の展示会に向けてもこの調子を維持して行きたい。


京都に帰るのは17日の昼。

それまで息子に会えないのが、辛い。

スマートフォンに変えた嫁が写真を上手く撮れないので、

ちっともメールをくれない。。

もう、帰りたい。

けど、帰れない。

オーダーしっかり頂いて、おむつ代を稼がなくちゃ、ならん。

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[ 01.diary ] 2012年02月12日

そして、2月12日

今日も、寒さは相変わらずだ。

出勤する途中、電話をかけて歩いていたが、

手が暫く使い物にならないくらいかじかんでしまった。

今日はまず、その修復から一日が始まった。


そんな今日、cassowaryはその名を冠してから、

2度目の誕生日を迎えた。

特に、何もしないが、こっそり店を褒めてやろうとおもう。

KAMMER_re.jpg

もう、隠している必要も無いので、公表する。

KAMMERを復活させる事になった。

場所は、その大詰めが終わってから公表させてもらおうと思う。

事務所の賃貸契約が満了をむかえることもあり、

ずっと引越先を探していたところに、

理想の物件が突如現れて、およそ1ヶ月の交渉の末、

ほぼ希望通りの条件で契約できる事になった。

少々広めのテナントで、半分事務所に使用しながら、

ゆっくりと僕が創る洋服を見てもらえる空間を作る事にした。

展示会から帰って来たらそのお披露目の日程を公表できると思う。

その日をすばらしい一日にするために、

昨夜も、明け方まで、飲んでしまった。

何かをやろうとするとき、頼まない方が怒られる連中が沢山居る。

店の定休日まで変えて駆けつけてくれる。

ありがたい事だ。

僕は敵が多いとよく言われるが、

実際、敵など気に留めていないから、どこに居るのかしらない。

見渡してみれば、愛情豊かな味方しか居ないと感じる。

だから、怖くないし、毎日を楽しく、苦しんでいる。


今日はもうそろそろ自宅に帰ろうと思っている。

僕の最大の味方、息子の蒼麻が、今日、1歳になった。

いろいろな難しい事も、何も分かっていないからこそ、

何でもお見通しみたいな息子の目玉を見つめながら、

今日はずっと一緒に居ようと思う。

明日から東京へ行かなくいけないから、

彼にとっては、迷惑だろうが、いつもの5倍、抱きしめる事になると思う。

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[ 01.diary ] 2012年02月11日

2月11日

去年の2月11日、はっきり覚えている。

決算が終わり、新しく会社の年度が始まり、

吉川といろいろと話しをしようと言う事になった。

ただ、そろそろ、嫁の出産予定日。

一応、7時頃、電話した。

今日もいつもと変わりなく、おそらく大丈夫だからという事だったので、

知り合いの店へ行き、吉川と作戦会議を始めた。

暫く飲んだあと、店主の佐藤さんともうすぐこどもが生まれる、

そんな話しをしている時、

気にしていなかった携帯を見ると嫁のお母さんから無数の電話。

後頭部がじわっと熱くなり、急いでかけなおす。

『今病院へ向っています。』

店を巻き込んで大騒ぎになり、とりあえず僕は家に向って荷造りし、

吉川は店へcanon X4を取りに行った。

自宅の下で息を切らせた吉川からカメラを受け取り、

MKタクシーで北山へ向った。

そして、翌日、3028g、現在はもう11kgある蒼麻が生まれた。


去年大騒ぎした2月11日。

今年も例外無く大騒ぎだ。

朝から待ちに待った一報が届き、

息子の誕生日を祝いに来ている両親を嫁に任せて、

ある書類を受け取りに走った。

この書類にいくつもの判子を押して、

今日の16:30までに提出しなくてはいけない。

月曜日の朝、それがもう一度僕の手元に戻ったら、

また別の機関にそれを渡し、

東京の展示会が終わったら、いよいよ、実行だ。

この激動の11日を乗り越えた2月12日はお祝いだ。

息子の1歳の誕生日で、cassowaryの2歳の誕生日。

そして、今年、新しい契約の締結の日となる。

ここから全力の向こう側の力を出して、

我が社のラッキーナンバー2と、

僕個人のラッキーナンバー8を合わせた28日を迎える事になれば。

そう思う。


今日は事務所で田和と二人、この大騒ぎの2月11日についてしんみり話し込んだ。

まだ何かが起きるかもしれないから、気を引き締めようとも。

そして、明日、笑って一日を過ごしたい。

それでは、今から、書類を提出しに行って来る。

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[ 01.diary ] 2012年02月10日

目眩

凄まじく、忙しい。

気持ちがいい。

これくらいの毎日が、数ヶ月続く事を望む。

休んでどこかへ行って何かを見たところで、

目をつぶって十数分考え事をするより楽しい事なんて無い。

僕は映画を見に行かないし、旅行も行かない。

本も読まないし、何かを収集したりもしない。

酒は好きだが、実は家ではほぼ毎日、飲まない。

つまりのところ、自分の脳味噌の事が好きで、

この脳味噌がいったい何が出来て、

何が出来ないかを知る事がおもしろくてしょうがない。

ただ、この状況になると、目眩が酷い。

出勤中、気を抜くと、持って行かれる。

『来る』、という瞬間に、目を閉じず、遠くの何かを睨む。

そうすると、持って行かれない。

今日も烏丸通を渡る前、

信号待ちの最中に向こう側で奇妙な踊りを踊る女を見ていたら、

一瞬、左の耳の奥が、グワッとぶれて、持って行かれそうになった。

とっさに、蛸薬師通の東の果てに見えるわずかな山の姿を睨みつけて回避した。

数年前は簡単に持って行かれたが、

人間何年も生きているうちに体の癖との付き合い方も上手くなる。

でも、なかなか心のコントロールは上手くならない。

そんなものだ。


来週からの夏の展示会のおおよその目処がついた。

よくぞ間に合った。

それと同時進行で身を削っている一大事に、

本当に心がそわそわ、ざわざわさせられている。

『通常』のスケジュールの1/3のスピードで進めている大企画。

誰かにとって普通じゃないと言われても、

僕はそれでやり遂げたいのだから、

その『通常』という圧力には屈しない。

やってみれば、以外と世の中はがらりと変わる。

明日と、明後日、そして、東京へ発つ月曜日の午前中。

この2日半を今日話した計画通りで押し通す。

それが出来れば、2月28日は、希望通りの姿でやって来る。

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[ 01.diary ] 2012年02月08日

雪の2月

僕は夏の洋服を創っている。

朝から吹雪の様に雪が斜めに無数の線を描いていたが、

先ほど、やんだ。

この寒さはまた暫く続くそうだが、

残暑に比べて、残る寒さには腹が立たない。

20120208.jpg

今朝、来週からの夏展に向けたサンプルが上がって来た。

正直、もう4時間見続けているが、まだ興奮が冷めない。

非常に良い物が上がった。

型数は少ないが、卸先さんにはその分内容で納得して頂けると思う。


merphになって、グラフィックプリントはやめた。

『形を成す』というブランド名に置いて、

その目的から2次元の図案制作は僕に必要ない物となってしまった。

だから、プリントをすると言っても、

グラフィックではなく、

プリントの技術を使った生地の開発、加工をmerphでは行なっていく。

この写真の生地、それはそれは皆さんにおなじみの或る物を生地にプリントし、

まるで革の様に見える仕上げを成している。

それはまた、生産が上がった時にでもお話しするとします。

この他にも、夏のコーディネートに活気を与えるアイデアをリリース。

来週の展示会、ゆっくりと既存取引先さんに見て頂こうと思う。


2月8日、ものすごく寒い水曜日、久しぶりの店番をしている。

いつもは木、金が店番なのだが、今日は特別に僕が入っている。

吉川が今日で27歳になるらしい。

うちの会社に来て3度目の誕生日だ。

のんびりと過ごして来た天然ゆとり生命体も、

ハイプレッシャー、ノーリターンの僕の下に住み着き、

ここに来るまでに生きてきた四半世紀の主観的時流を、

たった3年で受け止めている。

おそらく、ものすごく生きた心地がしている事だろう。

他人任せの人生で、気楽に生きていると、

僕は生きた心地がしない。

毎晩、暗闇にだんだん目が慣れて、

天井の木目がしっかり見えて来る眠れない夜みたいな焦りに心がぞわぞわする。

吉川にもそれを味わってほしくない。

やる事が次から次へと溢れて、

それを次々と片付けて行く。

これを楽しむ生活が、僕らの環境であると、思う。

それを楽しめないなら、この仕事は、いや、僕の下では、働けない。


長々と描き綴っていたら、また雪が降り出した。

温かい珈琲を入れて、展示会資料の制作を続けよう。

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[ 02.work ] 2012年02月07日

F0051

formulaの第一弾はパーカ。

ボーダーのラインが、この裁断と上手く調和したと思う。

F0051_1.jpg

少々さわやかすぎるボーダーのパーカに、

どうしてもどす黒いアレンジを加えたくなるのがわたくしの育ちの悪さ。

F0051_2.jpg

工場への発注は

『コレステロールドロドロの血が固まった様なシーリングを』だった。

上手くやってくれた。

創って置いてなんだが、以外にも好評で、

既にsize1が完売している。

women's sizeも創っているので、ぜひ、血の気の多い女性に来て頂きたい。


今日は何かしずかな一日だった。

やる事はまだまだ有るのだが、少し集中が切れてしまって、

夕方くらいから絵を描く手が止まってしまった。

明日、ネット上を探しまくって、

ようやく見つけた常用しているクロッキーブックが届く。

心置きなく、鉛筆を走らせようと思う。

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ひたひたと、すらすらと

来週は、東京で展示会だ。

夏の作品をお披露目する。

工場の協力のおかげで、

とんでもないタイトなスケジュールでサンプルが進行している。

この一連のドタバタが終わったら、

あの二人をそれぞれお気に入りの店へ連れて行かないと。

20120207.jpg

夏のサンプルは彼らに任せて、

僕はひたすら、冬の絵を描く。

最近は徒歩で出勤しているので、

途中、スターバックスで珈琲を買い、

事務所に着いたらアーロンチェアに腰掛けて、パソコンを立ち上げ、

それから珈琲飲みながら、一度目を閉じて、心を落ち着かせてから、

定規で引いた3本の線をよりどころに、紙の上にまず襟を描く。

次に、肩線を描き、そこから左袖を付けて行く。

左が描けたら、定規で中央の線を基準に対処の一に右半身を描き上げる。

ポケットや切替の線、すべてを鉛筆で描き上げたならば、

その後、3種類の水性ボールペンで正書に入る。

まずは輪郭。

0.7mmの太い線で描き上げて行く。

それが終わったら切替線やポケットの玉ぶちなどを0.5mmで描き加えて、

最後、0.3mmでステッチを入れて行く。

これは東京で僕をデザイナーに仕立て上げたお師匠様に仕込まれた方法だ。

お師匠様に『絵、上手いな。』と一言、言われた、

それが僕のデザインへのきっかけとなり、今に至る。

憧れる人に褒められると、それはとてつもない推進力になる。

あれからもう10年もこの方法で絵を描いている。

この飽き症の僕がだ。

我ながら、信じられない。

そんな事を考えていたら、昔描いた絵が気になって、

今日、7年前からのクロッキーブックをじっくり見返してみた。

実に若々しく、まだまだへたくそな、

でも、力強く、楽しい洋服の絵が沢山そこに描かれていた。

それを見終えて、新しいクロッキーブックを買いに丸太町まで歩いて向かった。

いろいろな事を考えながら、少し雨の降る中を歩いた。

展示会へ向けて、まだまだ洋服を描かなきゃ気が済まない。

もう十分品番は揃っているんだが、今回はなんだか、心がざわついている。

やらなきゃいけないとか、追いつめられているのではなくて、

時々やって来る、ものすごく無心に洋服の事を考えられる状態になっている。

楽しい。ものすごく、楽しい。

だから、クロッキーブックのページの減り方が、尋常じゃない。

目つきも悪くなっているようだが、気にしない。

僕のデザインは紙に描いているうちに自然に出来上がる。

何かテーマを持ったり、最初から頭の中にある形を描き写すのではなく、

もやもやとしている物をとりあえず描いているうちに、

1本の線が行き先を決めて、次の線が現れて、

その重なりの末、1つの洋服の絵になる。と、いう感じだ。

だから、ひたすら、絵を描き続けていれば、

自ずと、然るべき、結果が目の前に現れる。

明日もいろいろな連絡を待ちながら、

ずっと、ぐちゃぐちゃの机のB4分の隙間で鉛筆を走らせる。

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[ 01.diary ] 2012年02月06日

大詰め

年末からずっと囚われている案件に、

もうすぐ、けりがつく。

思い立ったら即行動。

僕の今回の行動力には、まわりをあぜんとさせている。

普通、半年、下手すりゃ1年かけて練る計画だろう。

それを僕はおよそひと月で完結さえようとしている。

そのおかげで夏の展示会と秋冬の展示会の仕込みをしながら、

春ものの立ち上がりと決算棚卸しまで一気に抱え込んだ事務所はとんでもない状況だ。

でも、うちには田和が居る。

僕の無計画な暴挙を、合気道の様にかわし、

あらぶる大波を鎮めていく。

あっぱれ。

ただし、これから訪れる2月末までの波瀾万丈、

さすがの田和も不安の色を隠せていない。

あらゆる手続きから大移動の準備。

わたくし、彼女の足を引っ張らない様、

少しずつ身の回りの整理から初めて行こうと思っている。


2月末、そこを目指して、がんばっている。

もう少し、もう少し待ってもらえたら、

ここでお知らせする。

乞うご期待。


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[ 01.diary ] 2012年02月05日

それぞれの

20120204.jpg

昼過ぎ、大阪のがさつな先輩達が一挙に現れた。

事務所が棚卸しで座るとこも無い事を理由に、

外に出てお茶(ビール)でもと言う事になった。

事務所の鍵を閉めていつものカフェへ向かったが、

あいにくジャズのイベントで貸切。

仕方なく別の場所を探し、偶然目に入ったダイニングカフェへなだれ込んだ。

カップルや女の子ばかりの中に、36、7歳のおっさん数人で、

ソファー席を占領し、三時のおやつの時間にビールを立て続けに7杯。

確か、京都で生地の展示会が有るから来ると言っていたが、

おそらく口実で、昼間から呑み散らかすのが本当の目的だ。

その後、リクエストで福松へ。

一番遅い予約のお客さんが来るまでを無理矢理あけてもらい、

近松真樹の料理を堪能した。


しっかり話しもした。

それぞれ、いろいろと新しい事に挑戦している。

一つの失敗を次の糧に出来るかどうか。

誰かに押される事なく、自分からその前進が出来るか。

それで結果は大きく変わる。

今までのいろいろなダメージが、

やはりこの人達にはただのきっかけとなっただけだと確認した。

僕も同じくそうあろうとしている。

彼らほど大きな行動ではないが、

僕にとって、大きな意味を持つ挑戦が間近に迫っている。

週が明ければまたそれに脳味噌をフル稼働させなくちゃいけない。

今夜は一人で静かに飲みに行こうと思う。

そういう時間が明日からの活動には必要だと、言訳して。

今、日曜日の18:35。

いまからあと5型ほどパターンナーに渡す資料を創る。

それが終わるのはおそらく9時頃か。

それから少し、気の休まる場所へ行って、ビールを飲んで、

チビと嫁が寝静まる頃に家に帰る。

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[ 01.diary ] 2012年02月03日

この頃

異様に仕事に集中できている。

先週の土曜日から、昨日までの6日間で、

洋服の絵を93型描き上げた。

これはmerph3シーズン分に相当する。

そのうち86型はシュレッダーに食わせたり、破いて捨てたりした。

いつも使っているクロッキーブックがもうすぐ終わってしまう。

烏丸丸太町まで買いに行かなくちゃ行けない。

まだまだ描けそうだから、明日、買いに行こうと思う。

20120202_2.jpg

昨日の周年、特に知らせもしていなかったのに、

友人のバーから洒落た贈り物がマグナムサイズで届いた。

先日飲みに行った時にぽろっとつぶやいただけだが、

それを気に留めてくれていたんだ。

そういうところ、見習おうと思う。

20120202_1.jpg

その後、いつも旨いビステッカを食べさせてもらっている、

お向かいの『イル カント デル マッジョ』の田村さんがご夫婦で来てくれたり、

昔のバンド仲間の晶が一緒に創っている曲の打ち合わせに来たり。

静かながら、今の心境にばっちり合った創立記念日を過ごせた。

店番をするたびに、

22坪の広い店をまるで自分の部屋の様に占領し、

ギターを弾いて珈琲飲んで、

顧客さん、一見さん、友人、社員ごちゃ混ぜでゆっくり過ごさせてもらっている。

今日も店番。

朝一番から好みの生地のサンプルが届き、機嫌もいい。

昨日の様な吹雪もない。

大好きな冬の陽射しがもう入らなくなってしまったのは悲しいが、

iTune から久しぶりに the ARROWS のインディー時代のアルバムをかけている。

『ブリブラ』を聴いて、

名古屋から東京の僕の部屋に弟が自転車でやって来た日の事を思い出している。

あれからもう10年以上経つ。

『理屈っぽい和製ギャラガー兄弟』と呼ばれたのが懐かしい。

今、あいつはアルバムを創っている最中らしい。

来週東京で会えたらいいが、忙しいだろうか。

連絡してみる事にする。

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[ 01.diary ] 2012年02月02日

7回目の創立記念日

本日、2月2日、

有限会社Sanctumは7周年を迎えた。

2005年2月2日に始まった手探りの制作と不安だらけの会社運営。

上手く行く方法を勉強してから始めるのではなく、

問題にとりあえずぶち当たってから、

自分でどうして行くかを考えて、

がむしゃらにやって来た7年間だった。

始めたときは18坪の事務所にたった一人で閉じこもり、

ただひたすらに洋服をデザインして、

店頭で必死に自分の服をプレゼンした。

現在、我が社には2人に社員が居て、

一人でやっていた頃の仕事の大半を二人がやってくれている。

最後まで問題だった店頭の運営も、

ようやく大方手放しで問題なく廻る様になって来た。

そうなれば、僕を含め、この3人でこれからどうして行くか、

その答えは簡単で、おそらく、全員が同じ答えを出していたと思う。

年末から、そのために会社は慌ただしくなって来ている。


個人的な事だが、

僕の人生で最も関わりの深い数字が2と8である。

誕生に関する数字はすべて2が絡む。

会社、店、家族、スタッフ、そのすべての誕生日に2がついている。

そして、僕が最も活躍する時、8が絡んで来る。

今まで背負った背番号はすべて8。

今年は8年目。

それならば、誕生に関わる2を創り出せば、大きな成功を導くのかも。。

しれない。

そうあってほしいと思う。


今日は記念すべきはじまりの日。

だから、一日を僕にとって一番重要な仕事をしていたいと思った。

つまり、今日は、店番。

雪が舞う極寒の京都市中京区堀之上町。

陽射しの具合と店に並ぶ作品だけは既に春真っ盛り。

心地の良い空間で先ほど1杯目の珈琲を飲み終えた。

でも7年間の思い出に浸る暇など無い。

頭の中はこれからの野望で満ちていて、

油断をすると酷く鋭い目つきで一点をにらんでいたりする。

その成果、最近僕の店番の日に来客が少ない。。


書き始めに降っていた雪は今はやんでいる。

大事な1日目。

楽しんで過ごしたい。


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[ 01.diary ] 2012年02月01日

第8期 始めます

本日より、有限会社Sanctum、第8期の開始となります。

関係各位、顧客様方にはこれまで、多大なご協力を頂きました。

本年度も、我々有限会社Sanctumを宜しくお願い致します。


そして、明日は会社の創立記念日です。

7周年を迎える我が社は、今、大きな挑戦に向かっております。

洋服のメーカーが通常目指す方向に背を向けて、

商売のセオリーに背を向けて、

向かい風に真正面からぶつかって、

それでいながら、『風が気持ちいい』とつぶやいています。

3人の小さな会社ですが、

魅力的な行動でまわりの方々の厚意に応えて行きたいと、

そう、考えています。


わたくし、個人としましても、

ここ最近、大きな心境の変化があり、

毎日、自然に仕事に集中できる状態になりました。

フワフワとしていた部分が形を成し、

しっかりと有るべきところに落ち着いたような気がします。

こうなると、次々とアイデアが浮かび、

毎日ひたすら絵を描き続ける事が出来ます。

今、非常に楽しく穏やかに仕事をしています。

merphと共に始まった弊社の第8期、

ここをご覧になる皆様に、

厳しくも温かく見守って頂き、

我々の活動が、一瞬でも皆様に楽しい瞬間を創り事が出来たら。

そう思います。

本年度もどうぞ、宜しくお願い致します。

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