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[ 01.diary ] 2011年06月30日
36歳のホームラン
我が社の店頭での最近の話題と言えば、野球だ。
月に2回のペースで、早朝、御所富小路グランドで野球をしている。
1度目はぐだぐだの試合ではあったが、6−5のさよなら勝ち。
今週月曜日に行った第2回は練習を行った。
御所のグランドは左翼が100mを超えている。
そこで、みんなでトスバッティングでどれだけ飛ばせるかを試してみる事になった。
100mと言えば、ナゴヤドーム級だ。
軟式でそこまで飛ばせば、とんでもない事だ。
ま、色気を出さず気軽に打ってみたところ。。。
なんと、ワンバウンドで100m以上先にある3mのフェンスを超えた。
つまり、90m〜95mは飛んでいる事になる。
ざわめく現場。ざわつく野心。
目の色が変わった僕は、バットを重い方へ持ち替えた。
しかし、どうしてもフェンスまでは届かない。
ま、トスバッティングで100m飛ばしたら偉い事だが、
そこにおっさん達のロマンが沸き立ってしまった。
10球ほどで脇腹を痛めた僕のあと、
次から次へと挑戦者が現れたが、僕の圧勝だった。
僕は小学生までしか野球をしていない。
中学では部室で先輩がシンナーを吸っているのを見てやめた。
ただ、小学生の頃は本気でプロを目指していた。
僕の親父は中学生の時、中京高校(現中京大中京)のスカウトの目にとまったのだが、
爺ちゃんがシベリアに抑留されていた事もあり、
甲子園を諦めたらしく、その悔しさからか、幼稚園の頃から僕に野球の基礎を叩き込んだ。
小学生に成る頃には親父の本気の球を平気で受けていたと記憶している。
そのおかげで、5年生の時、元中日のエース、権藤博氏の野球教室に行った際、
権藤氏に最後に呼び止められ、
『坊主、飯を食って体を大きくして、野球を続けろ。君はプロに成れる』
と信じられないお言葉を頂いた。
言いつけ通り、体は必要以上にでかくなったのだが。。。
バットとグローブではなく、一応、木と革張りではあるが、
鉛筆とクロッキーブックで飯を食っている。
過去の栄光は多少尾ひれがつく。
でも、本当である。
中学の時、作曲に興味を持ち、シンセサイザーを買わず、
あのまま野球を諦めなかったら。。。なんて。。
ま、僕の天下無双の”我慢弱さ”はプロに成れる訳など無いのは知っているが、
今、おっさん達で集まって野球をする際に、酒のつまみに成る過去ではある。
洋服を創る仕事をしながら、ちょっと運動をと思った野球が、
なかなか素敵な目標を僕に与えてく得れた。
今年中に、市民球場クラスのスタンドへ白球を放り込む。
そのために、7kgを越えた息子には、上半身の筋肉増強の役にたってもらう。
今の背筋ではとりあえず、打つたびに脇腹を痛めてしまう。
僕は今、12歳の夏、熱田市民球場で準決勝で散ったあの日の心に囚われている。
あの日流した悔し涙は、このためにあったのだ。
権藤さん、見ててくれ。
[ 01.diary ] 2011年06月29日
夏のせいです
憂鬱だ。早く寒くならないか。冬が恋しい。
以前、何かでこんな事を読んだ。
『冬が好きな人は想像力が豊かで、夏が好きな人は行動力が豊かである。』
はい、その通り。
私、妄想の力は人一倍。しかしヘルニアを抱える腰の重さも人一倍。
僕の敬愛する物を作る人々にも、夏嫌いが多い。
例外は音楽家。
彼らは夏が好きな人が多い。
さて、そんな夏のせいで、仕事がはかどらない。
実に不愉快な京都の夏、暦だけが恐ろしいスピードで過ぎ去っていく。
あと3度眠れば7月だ。
展示会はあっという間にやってくる。
恐ろしい事に、僕は、何を血迷ったか、今、ブランドを3つも抱えている。
大して卸先も無いのに繰り出す3つの創造物達を、
今、必死こいて2次元に芽吹かせている。
今日は家にこもり、何とか2つの芽を吹き出したが、
3ブランド合計80型は作るサンプルの、それはたった2.5%なのである。
恐ろしい数字である。
今、ここにそれを書き記した事を後悔している。
でも、僕はこれしか出来ないから、これを続けなくちゃならない。
12歳の春、バットとグローブをそっと物置にしまったあの日、
僕の中日ドラゴンズ入団の夢はまず消え去り、
その後、バイオモンスターを創ろうと言う夢も、
数学への絶望的無関心のせいで無かった事になり、
赤いギターで目指したロックスターの夢も、
団体行動に向かない『ノリ』と呼ばれるデリカシーの無さにより風に攫われた。
すべて夢であった。
そういえば、僕は洋服のデザイナーになる夢を見た事も持った事も無かった。
未だに自分がそれであるという自覚も無い。風貌もしていない。
どこか洋服のデザイナーというものに嫌悪感さえ持っている。
でも、なぜ、続けられているか。
それを考えた時、理由はすぐに分かった。
こっぱづかしいからいちいち書かないが、
だから僕は未だに店に出ているんだと思う。
夏のせいで奪われたやる気、なんとか7月の中旬までにはMAXにまで持っていきたい。
8月、それを3次元にし、
9月、それを纏った姿を映像におさめたい。
そして、10月、僕のような人間の創る洋服を楽しんでくれる人の為に、
渾身の面構えを引っさげて、
東京は並木橋の展示会で史上最高の二日酔いウィークを過ごしてみせよう。
それいけ、有限会社Sanctum 代表取締役。
[ 01.diary ] 2011年06月23日
来てしまった
暑い。
遂に夏の肌触りになって来た。
今日は幾分風があるからまだましだが、
先ほど大通りの信号待ちの際、確実にあの憂鬱を感じた。
夏だ。
夏を前にして7000gを突破した御曹司は、
毎夜37度前後の熱をおびて、石のように重く懐で泣きじゃくる。
健康的な温度設定のクーラーの下、
汗だくでお怒りを沈める祈りのごとき儀式を深夜まで続けている。
『大丈夫だ!お前なら眠れる!そうだ、眠れ!』とつぶやきながら。
今日も寝不足だ。
京都の夏と言えば、そう、祇園祭。
7月、ひと月の間、さまざまな行事が繰り広げられる。
中でも、鉾山町に住む僕を苦しめる巡航前夜までの3日間のお祭り騒ぎ。
深夜まで家に帰る事はかなわない地獄の3日間。
お囃子も四方八方から聞こえて来りゃ、ただの騒音でしか無い。
家路を急ぐ身には、山も鉾もただの障害物。
あぁ、早く北山へ引っ越したい。。。
飛び出せワンダフル物件。

ところで先日からいろんなところでサッポロ黒ラベルを押しまくっているのだが、
意外と黒ラベルを飲める飲食店を知らない事実が判明した。
この悲しい現実をどうにか打破したいと、
今、個人的に黒ラベルの飲める店を調査中である。
皆様の中に、
黒ラベルの飲めるおすすめのおいしいお店をご存知の方がいらっしゃいましたら、
cassowaryまでご一報、宜しくお願い致します。
ちなみに、我が愛する中日ドラゴンズの本拠地ナゴヤドームは、
モチロン!サッポロ黒ラベルである。
[ 01.diary ] 2011年06月22日
初夏到来、日々多忙
暑い。
日本から逃げ出したいが、飛行機も嫌いだ。
所詮この世に僕は向いてない。
店頭は今月非常に忙しい。
結婚式が多いようで、遠方からのご来店も多い。
プライベートでも夏休み前の京都が暇な時期を狙って、
多くの友人や親戚が京都を尋ねてくれる。
今日はその中日。
仕事を休んで溜まりに溜まった家の用事を片付けている。
まずはチビ様のゲージの組み立てと、
通販で買ってほったらかしの衣装ケースの組み立てだ。
ところで、皆さん、見て頂けただろうか、lalu 2011 AW short film。
洋服ブランドが作るありきたりなプロモーションにしたくなかったので、
友人のミュージシャンのmusic videoに衣装協力する感覚で挑んだ作品。
映像も音楽も、敏腕の作家が手がけているだけあって、
見応え、聴き応え共に満足しているのだが、いかがだろうか?
僕の友人、特に音楽畑からのリアクションは非常に良い。
狙いがそこにあっただけに、非常にうれしい。
現在、来年の春夏の製作中なのだが、
頭の中には既にこのmovieの撮影への野望が渦巻いている。
animaとformulaでもぜひとも制作したい。
そのためには9月上旬のサンプルアップが必要になるのだが、
それが僕を今、梅雨の湿気と夏の気温以上に頭痛の種である。
[ 01.diary ] 2011年06月21日
サッポロ黒ラベル

デンマークから親戚のようなヤツがやって来ているから、
ここ2日、夕食を共にしている。
しばらく話さなかった英語が崩壊していて、
かなり苦労しながらのお互いの近況報告だが、楽しい時間を過ごせた。
そんな北欧のドキュメンタリー映画監督を虜にしたのも、やはり黒ラベル。
アサヒスーパードライも好きらしいが、やはり、黒ラベルには勝てない。
という訳で、初日は『福松』、2日目は『フォーンヴィエット』となった。
デンマークのビール好きも日本のビール好きも決まって嫌いなのが、ハイネケンだ。
カフェが多い京都では至る所でハイネケンだが、
これはビール好きにとっては、実に嘆かわしい現実。
どうか皆様に、黒ラベルをおいて頂きたい。
そうすれば分かる。
ハイネケンを1杯でやめるところ、ビール好き3杯はいける。
とりあえず1杯だけビールという人はおそらく何でも良いだろう。
でも、とにかく何杯でもビールという人はハイネケンでは駄目なのである。
和食にも黒ラベル。
イタリアンにも黒ラベル。
中華だって黒ラベル。
『サッポロ黒ラベル』万歳!
そろそろサッポロから黒ラベルが送られて来て良い頃だが、まだ来ない。
[ 01.diary ] 2011年06月18日
深夜、絵を描きながら
ずっと考えている。
洋服のブランドを始めてから、ずっと創りたい物があるのだが、
もとよりそれは完成してしまっている物で、
なかなか自分のデザインとして描き上げる事が出来ない。
どこかにあったような物にしかならない。
オリジナルの生地やサイジングの巧みさで個性を狙う方法は目にするが、
僕の『余計な』と言われても仕方が無い味付けを、
どうにか人生の玄人もうならせる範囲に昇格させて付け加えたいと思っている。
くだらない裁断やアイデア勝負の飾り付けで無く、
新たにそうする事が意味を持つ何かをしたい。
深夜、クロッキーブックに落書きのように鉛筆を走らせ、
どうにか煌めく偶然が凹凸のあるざらついた紙の上に現れないかと、
すでに5時間試しているが今夜は無理のようだ。
簡単じゃない。簡単じゃなさ過ぎる。
今、新しい基準で洋服を考えている。
といっても自分の中での話しだから、外から見たら一緒なのかもしれないが。
僕自身の問題で、僕自身の考え方でだ。
油断すると、また元に戻ってしまいそうな危うい作業。
慎重に、真剣に、今、僕は自分の洋服を変えたいと思っている。
出来上がった物が誰かの評価で『変わった』と言われるかどうかはどうでもいい。
僕の中で、『今までとは違う』と断言出来るかどうか。
それが出来なかった理由もとうに気づいている。
僕は言訳をしつつ、自分に『出来ている』とマジナイをかけながら、
ずっとそれを隠して来た。
laluを始めて7年が経ち、もうすぐ8年目に入る。
8は僕にとって小さい頃から重要な数字だ。
何かとこの数字に僕の人生の一大事は支配されて来ている。
8年目、つまり来年、2012年の春夏を、
納得のいく、本当に納得のいく作品で迎えたい。
その準備を今、毎日、会社でもなく、店でもなく、
自宅の僕の部屋で一人、悶々と考え続けている。
梅雨が明ける頃までには、あらすじくらいは描き上げたいのだが。
簡単じゃない。簡単じゃなさ過ぎる。
[ 01.diary ] 2011年06月16日
名古屋人の命の源

『名古屋人は何にでも味噌をかける。』
悪意を込めて、よくそういわれる。
誤解しないでほしい。
何にでも味噌をかける訳ではない、味噌をかけて旨いものにかけているのだ。
トンカツならば、ソースだっておいしくいただく。
でも、味噌だって旨いからかけるのだ。
味覚の振り幅が広いと言ってほしい。
そんな我々に無くてはならない赤みそ。
白みそも好きだし、合わせも、麹も好きだが、
豚汁はどうしても赤みそでなくてはならない。
京都人の妻も、今では完全に豚汁は赤味噌派になったほどだ。
そして、関西で売られている赤味噌は、まずい。
我々が使うのは『ナカモ』の赤みそ。
そう、『つけてみそかけてみそ』という、
名古屋人ならば海外にすら持っていくあの名作を作る会社の赤みそだ。
長年それを愛用していたが、先日思いがけない事実が発覚した。
この会社の味噌のマメを蒸す重要な仕事をになっているのが、
幼稚園からの幼なじみの哲(さとし)だったのだ。
そうなれば特権を利用し大量の赤みそとつけてみそかけてみそをゲット。
そのお礼に本日は宣伝をしようと思った次第。
それでは坂井家のつけてみそかけてみそ活用術をいくつか。
まず、木綿豆腐を半日かけてしっかり水抜き致します。
本当は直火が良いのですが、なかなか根気がいるので、
ここはフライパンに薄く油をしきまして、適度にソテー致します。
それを串に刺しまして、たっぷりとかけてみそ致します。
そこに山椒を降りまして、味噌田楽の出来上がり。
また、あるときは、豚バラと茄子を油で炒めまして、
そこにかけてみそをぶち込みます。
程よく絡めましたらごま油でフィニッシュ!
豚肉と茄子のみそ炒めの出来上がり。
つけても、炒め物でも万能素敵調味料。
Amazonでも買えます。
どうぞ、哲のつけてみそかけてみそを宜しくお願いします。
[ 01.diary ] 2011年06月14日
favor

写真favor websiteより
ハンスウェグナーのGE290。
自宅に3人掛がある。
儲かったらそれに合わせてこの一人掛けも欲しいんだが、
僕が手に入れた当時よりだいぶ値段が上がっているようだ。
名古屋に高校の同級生が営む素敵な家具屋がある。
cassowaryの家具のいくつかは彼の店でそろえた。
お店の名前はfavor。
ほぼ毎日、僕は彼のサイトをのぞいている。
入荷も楽しみなのだが、最近は彼の新しい店舗が出来上がる様を、
わくわくしながら見守っている。
ずいぶん前から物件は探していたが、ようやく良いのが見つかったんだろう、
いよいよ倉庫作業場も備えた大型店舗に引っ越すらしい。
我が社もそんな物件に引っ越したい。
でも、当面、無理だし、彼の様子を見る事で我慢している。
今月にはオープンするようだし、
出来れば来月にでもチビを連れて見に行けたらなんて考えている。
cassowaryに来て頂いたお客さんには紹介した事もあると思うこのfavor。
お近くにお住まいの方はぜひ、行ってみてください。
きっと、すばらしい店になっていると思うので。
[ 01.diary ] 2011年06月10日
久しぶりの雨
梅雨らしくない日々が続き、快調な滑り出しに浮かれていた6月。
やはり腐っても梅雨。そうは長くは晴れてはくれないものだ。
昨日、今日と吉川店長の短期解雇(連休)のため、連日の店番担当。
今日も昼からずっとたくさんのお客さんが来てくれている。
今ようやく一段落してコーヒーを飲みながら日記を綴っている。
今日のcassowaryは実に理想的な空気の中にある。
友人夫婦が娘達を連れて来てくれて、
差し入れにお向かいのカステラをいただき、
ちょうど居合わせた名古屋からやって来た浄土真宗の坊さんと、
みんなでコーヒーを飲みながらいろんな話しをして、
そのうち、その友人の奥さんと、坊さんが日大の同じ学部の先輩後輩だと発覚。
そういえば、『吉川も日大だよ』っていったら友人の奥さんは苦い顔をしていた。
4時、友人の娘のお姉ちゃんは、
憧れるマイケルジャクソンに近づくために始めたバレエ教室に向かい、
お父さんに連れ去られる。
しばらくして帰って来たお父さんはなぜか返り血を浴びていて、
聞くところ、テンションの上がった着替えの最中に転倒、
鼻を強打し、大量出血。
そのままお父さんに抱きついたため、お父さん、血だらけ。
しかし、お姉ちゃん、しっかり気持ちを切り替えて踊りだしたそうだ。
すべては、マイケルに近づくため。えらい。
そんなけなげな娘に、母親は未だに彼の死を告げられないでいる。
現在18時。
今日はまだこれから数組のご来店連絡をいただいている。
新潟や大阪や名古屋や東京や。
いろんなところからわざわざ来てもらえる店に出来た事を誇りに思う。
制作の仕事が山積みでも、どうしても店頭にいたくなる。
昔、百貨店の中に店舗があった頃は感じた事が無かった感覚だ。
明日も明後日も、出来る限り店頭に居ようと思う。
[ 01.diary ] 2011年06月09日
信じますか?
『神、宇宙人、幽霊をしんじますか?』
先日飲み屋のカウンターでの話題。
盛り上がる皆様に窒素冷却を施したのは、またしても私です。
『信じますか?』と問わなければいけないものという事は、
これ、『意味の事実』なわけだ。
神、宇宙人、幽霊、見た人は本当に見たのだろう。
でも、それは目の前に居たのではなく、その人に見えただけなのだ。
『意味の事実』、実体は無く、あらゆる情報から脳が起こす誤作動。
神は少し立ち位置が違う。
複雑な問題が絡むから、ここはノータッチ。
幽霊。
例えば、スタンダード『ポルターガイスト』。
世界中のあらゆる人々が体験を語るその基本形式も、
始まりはある双子の姉妹がついた嘘。
彼女達は学校をさぼりたくて、親についた怪奇な嘘がメディアを通して走り出し、
引っ込みがつかなくなった彼女達はそれを死ぬ直前まで黙っていた。
その報道以降、あらゆるところで同じような体験をする人が出現。
しかし数十年後、彼女達は死ぬ前に『あれ、嘘』と言い放ってこの世を去った。
つまり、心霊現象は洋服の流行のような物。
一つセンセーショナルなモデルが現れると、皆真似をしていくのだ。
僕の好きな心霊ビデオも映像技術者に言わせればすべて合成。
そりゃそうだ。『アーマードコア5』のCGなんて、既に実写と見まごうほどだし。
宇宙人。
地球外生命体を思うロマンは僕も持っている。
でも、その前に、科学が解き明かそうとしている事実に焦がれている。
先日CERNで反物質の閉じ込めに16分成功したそうだ。
その前はNASAからヒ素を食べて生きていける生物の発見が発表された。
反物質をコントロールできるようになるという事は、
人類は凄まじいエネルギーを手に入れる事になる。
そうなればとんでもない速さで宇宙を駆け抜ける事が出来るのだ。
ヒ素で生きていける生物が居るという事は、
これまで生命の存在の可能性が無いとされて来たところに可能性が生まれという事だ。
宇宙人信者はそんなロマン溢れる、夢溢れる事実を語ろうとしない。
そしてこれを語る僕を『夢が無い』と拒絶する。
それがどれだけ彼らが信じる安売りの宇宙人への近道かも知らず。
僕には『実は既に宇宙人は地球に来ている』などと語る暇は無く、
世界中で未知を既知に変化しようとする挑戦者にくびったけだ。
そんな様々な超常的なものの類いで一つ信じる物がある。
所謂、超能力。
これはぜひとも存在してほしい。
そして、何か自身にも秘められていてほしい。
太古、通信など出来ぬ時代、人間は驚異的な意思疎通をしたとなんかで読んだ事がある。
それはテレパシーみたいな物だと。
予知や透視、心を読んだり。
そういうのは、実はその昔、僕ら人間は標準装備していたんじゃないだろうか。
ところが、言葉をしゃべり、道具を使い、いろいろな物を作り出しているうちに、
どんな生き物も出来ない事を奇跡の業がごとく成し遂げていくうちに、
かつて出来た事を喪失してしまったんじゃないかと。
そもそも逆なんじゃないか。
そう、コンピュータに携帯電話、果ては宇宙飛行。
僕は『科学』こそが実は『常識を超越した力』だと感じる。
久しぶりに仕事と息子の事以外を書いた気がする。
そんな本日は私、cassowaryの店番担当。
このところ、非常に店が忙しい。
通常、閑散期なこの時期にありがたい。
我らが顧客殿達に感謝。
これも普通じゃない、我々の超能力かもしれない。。。
[ 01.diary ] 2011年06月05日
六月なのに
一年でもっとも、客足が遠のく月。
にもかかわらずだ。今日(6/4)は大繁盛。
売上日報が全部埋まった。
明日(6/5)もこの調子だとうれしい。

このコーディネート、すごく好きだ。
ロングTシャツの上に上の方だけボタンを止めてシャツを着る。
ピンクのぼやけたチェックにピンクの差したベージュがよく合っていると思う。
パンツにはinkの渾身切り裂きカーゴを合わせてみた。
街でこんな格好をしている人を見たら僕は振り返る。
このところ続けているこのコーディネート写真。
我ながら気に入っている。
昨日の30905の紹介にはかなりの反響があり、少しあのパンツも動き始めている。
というか、これだけの行動をしっかりとれば、
リアルタイムで反響があったのでは。。。?吉川君。。。?
そう、普通のプレゼンではなく、それが確実に、
そして印象的に伝わるプレゼンを開発してほしいのだよ。。。吉川君。。。。?
ま、歩みは遅くとも、留まるよりは1歩でも前に進んでいるだけましだ。
明日は今日とは違う日に。
僕自身もそう心に念じていかなくちゃ。
さて、6/5、本日も皆さんのご来場、心より、お待ちしております。
店頭は沢山の洋服で見応えがかなりのものと自信あり。
[ 01.diary ] 2011年06月03日
激動
今年は僕にとって、そして、僕の周りの友人達にとって、
いろんな事が、大きく変わって行く年のようだ。
同級生が一気に8人も、親父になったのもその一端なんだろう。
何年か後に、『2011年が大きな転機だった。』
なんて無事、昔話に出来る様に、しっかりとやりきろうと思う。

友人の多郎吉(本名)に手伝ってもらってコーディネート写真を撮らせてもらった。
今回はinkが主役。
詳しく聞いていないが、擦った揉んだあった作品らしい。
でも、その出来映えたるや、通りすがりのご老人もほれぼれする男前。
なんてかっこいいベストを作り出すんだ、あの男は。
男の品格というか、そんなものがグンと音を立てて上がる服に見えた。
inkの服の説明を僕らはウンチクでしない。
いや、それを必要としない物だと思っている。
リメイクだとか、ビンテージの何を使っているとかを必死で説明するより、
この面構えを身に纏え!そうすれば分かるだろう!
と、そんなアプローチをしている。
それで十分伝わる服だ。
ところで、下に穿いているスラックス仕立てのバーバリークロスのパンツ。
lalu、2年前の個人的改心の一撃である。
こんなに美しく穿き心地がよいパンツは無いよね!と思ったがあまり売れず。。。
10本ほど在庫を残していたのを最近思い出し、このタイミングで店頭に召還してみた。
そしたら何ともコーディネートに活躍する優秀な作品であることを再確認。
最近当店に通っていただくようになった皆さん、
一度この僕の独りよがりだったかもしれない作品をお試しいただきたい。
明日からの3日間、事情があり、吉川と僕の2人体制にてcassowary。
レイアウトなんかも大幅に変えてみたし、
今から出勤が楽しみで居る。
[ 01.diary ] 2011年06月01日
梅雨に負けない
雨の音にも慣れて来た。
台風の潔い良いそれとは違い、ジトジトと続く音。
ただこの音は何か集中したい時には役に立つ。
今日は自宅でずっと仕事と子守りをしていたが、
夜になってこの雨音に助けられながら仕事をした。
さて春夏最後の月、6月。
商品の紹介も一段落し、来月には秋冬がお目見えするので、
今季の作品をコーディネートショットでおさらいして行こうと思う。

41113に31110を合わせてみた。
今年のlaluのTシャツはだいたいモダールものを選んでいる。
非常に柔らかく、軽い生地が評判だ。
ここ数シーズン、laluでプリントTシャツをリリースし続けて来たが、
正直、少し違和感があり、悩んでいた。
そこで、グラフィックではなく、染工所の技術を使うTシャツを創ろうと思った。
一枚一枚工場の兄貴が具合よく(適当)塗りたくってくれている。
さわやかなスウェット地のショートカーゴも上出来。
『laluにしては珍しい。。』
なんて言われたが、そのlaluらしいってのはどういう基準なんだろうか。。
僕が創る服に付けた名前がlaluなのだから、僕が創る服がlaluなだけなのに。
日本人はカテゴライズが大好きで、
すぐにどういう物なのかを言葉でガンジガラメにしてしまう。
そんな事しないでもっと単純に服を見たら楽しいのにね。
僕が何を創ろうが自由で、誰が何を着ようが自由。
そう考えて服を創っているんだが、世の中はそれを異常だと言わんがばかり。
ま、ほっておこう。
それにしても、月日の流れは早い。
どんどんすすむ暦は夏を連れて来た。
僕らは今10月の展示会に向けて歩き始めている。
春が去った京都でまた次の春の服を考えている。
トライを続けて、失敗を繰り返して、時々成功に酔いしれる。
足取りは7年経ってもまだおぼつかない。。
おそらく、これからもそのままだ。
それでもこのまま続けて行く。
梅雨の雨みたいだな。