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[ 01.diary ] 2011年04月30日
大盛況

ゴールデンウィーク初日。
沢山のご来場に感謝。
遠方からのご来店が多く、遠くはニューヨークから、
そして、あの日福島第一原発に居た若き技術者まで。
様々な人たちの来訪に、僕と吉川のテンションも上昇し放題。
自慢の新作に加え、好調の春夏の作品も手分けして紹介させてもらいました。
今日も腰の具合が改善次第、店頭に現れますので、
どうぞ皆様、宜しくお願いします。
店も大変だけど、今日は秋冬のオーダーの締切。
今のところまだ3件からのみだが、軒並み大きなオーダーをいただき、
こちらもテンションが振り切れ状態。
でも、腰の痛みは振り切れ放題。
久しぶりにロキソニンのお世話になる事になりました。
そろそろ出勤の準備に入ります。
5/8までの長丁場、二日目でへばってる場合じゃない。
今日も吉川君を人身御供に、皆様と楽しく過ごせたらと思います。
ご来場、お待ちしてます。
[ 01.diary ] 2011年04月28日
4/27京都、展示会、雨、嵐。
雨はずっと止まなかった。
でも、沢山の来場、今日も楽しい一日だった。


差し入れと我が息子のお祝いとお土産と。
僕が洋服を創っている事を楽しんでくれる人々が沢山やって来て、
新作も今の作品もうれしそうに見てくれて、
大粒の雨が降る嵐の一日を、
本当に気持ちの良い一日にしてくれた。
不安はつきないが、洋服をしっかり創っていく事で、
これだけ沢山の人が喜んでくれるのであれば、心強い。
そんな一日の最後に訪れたのはmiracoの誠剛君。
彼とももう長い付き合いになるが、
今日、始めて二人で飲みにいった。
アジアンフードが好きだというので、
そうなれば僕が連れて行くのはもちろんフォーンヴィエット。
誠剛君、食べ物も店も大将も気に入って、ずっと写真撮っていた。
洋服を創る連中ってのも、様々居る。
彼との話しは、すごく楽しかった。
僕とは明らかに違う考え方、感じ方、表現の仕方をする人だ。
人は人を理解するのに必死になるが、
僕は人は人を理解できるとは思わない。
でも、人は人を尊重できる。
理解というのは真理に対して使う言葉であり、
尊重というのは心理に対して使う言葉だと思う。
違う事を恐れる人がほとんどが、僕はそれを楽しんでいる。
今日も一人の後輩デザイナーとそんな時間を過ごさせてもらった。
素敵な夕食だった。
さて、明日からはいよいよ、我々の店、cassowaryの顧客様へのサンプル公開。
今宵、大阪でELATE宮川に中華をごちそうになり、
おそらく僕の悪口で盛り上がった吉川君が、
皆様に晴れ晴れとした顔で新作の自慢話を垂れ流します。
どうぞ、お付き合い下さいませ。
[ 01.diary ] 2011年04月22日
凱旋。
帰りの新幹線、ものすごく凛とした気持ちで風景を眺めて帰って来た。
自分の会社を始めてから一番充実した帰り道だった。
毎度言っているような気がするが、
今回は少しその成長幅が大きいと自覚できた。
昨夜の素敵なバーでの時間を少し思い起こしながら、
またしても自己嫌悪に陥りつつ、
それでも自分の言った事はすべて本心だったのだから責任を持とうと思った。
若者の無礼や無責任さに偉そうに説教している自分をテラスのドアに映るのを見ながら、
『お前がよく言うわ』とドッペルゲンガーにののしられる気分がした。
僕はあいつらなど問題でないくらい、無礼で無責任な人間だった。

宿泊が並木橋だったし、
荷物も大方、昨日送ってしまったから、
散歩がてら、中目黒のヨハンにチーズケーキを買いにいく事にした。
新緑の目黒川。
20代の青臭い思い出が蘇る。
今、僕の周りに居る一回りも歳の違う若者達の姿は、
あの頃の自分の光景と何も変わらない。
展示会場で、打ち上げの飲みの席で、
それを見ながら僕はとてもいい気分になっていた。
今回の展示会が楽しかった理由の一つは間違いなくそれだと思う。
無知故に何でも出来る気がして自信に満ちあふれて、
そのくせ打たれ弱く、誰かのせいにしてなんとか自分の価値を保全しようとしたり、
そうかと思えば、ちっちゃな成功に目ん玉キラキラさせてみたり。
それを上から見ていたのでは無く、
もう出来なくなった自分をこっそりそのなかに居座らせて楽しんでいた。
あの状況を今の僕がやっていては問題だ。
でも、確実にあの青臭い時期に居る彼らに嫉妬していた。
彼らにどうなってほしいとかこうなれとか、
そういう事は言いたくない。
言わなくても、僕と同じように自分でしっかり作り上げていくと思うから。
それがどんなカタチであろうと、自分で責任を取れば、
すべてが正解だとおもう。
僕は彼らと関わるが、自分の明日の事だけを考えていく。
そこに歪みが生まれれば、自然と立つ位置を変えていくだろう。
それを無理に保つ必要も、制御する必要も無い。
ありのまま。
世の中、実は、そうしていくしか無い。
でも、今、確実に僕は楽しくて、
そして、あいつらのせいでなんだか年寄りの冷や水が沸点に向かい始めている。
ヘルニアだの寝不足だの言ってられない。
あのクソガキどもに、『偉そうな事、言うだけはある』と言わせてみせる。
2012年の2月に向けて、眠っていたターボにニトロを注ぐ。
展示会、終了
4/21。
展示会、東京大会、無事終了。
非常に、非常に良い展示会だった。
結果はまだ出ていないが、確実に大きな手応えを感じている。
そして、さらに、来季春夏、そして、その向こうの秋冬に対し、
大きな事が動き始めた。
こんな苦境の最中に、ありがたい。
正しい、立ち位置。
それを手に入れた気がする。
ただし、課題は山ほどある。
関係者の多大なる協力のある今、僕ら当事者の努力は、
今までのままでは、話しにならない。
覚悟は、決めた。
そんな覚悟を決めた一日の、一こま。

ジョニーデップ、来場。

イジョー二ーノッポ、焼き肉なう。

引きこもった部屋の押し入れにさらに引きこもる男。
〆のカルビスープを人数分頼んだのはきっと優しさだったんだろう。

東京で久しぶり通いたくなるバーのマスターは、
またしても十三出身。
素敵なテラスを眺めるソファー席で
自分がいやになるほど偉そうにしゃべり続け、
自己嫌悪27:05。
ほんとつくづく自分がいやになるが、
なんとかこの環境が、笑い声だけで埋まる未来を作っていきたい。
どうなる事か心配だった東京の展示会。
結果は、過去最高の満足と共に終わった。
次回もまた同じ場所で同じメンツでやりたい。
楽しかった。
こんなに楽しい展示会、始めてだ。
これからも、これを続けていく。
よろしく、どうぞ。
[ 01.diary ] 2011年04月20日
初日終了
さっき、有名女優の隣で中華を食して来た。
きれいだった。。。

さ、初日が終わった。
忙しかった。
今回の会場は迫力がある。
僕らはこう言う事が出来るのを惜しみなく前に出していくべきだった。
他のフロアでも展示会をしているが、
僕らの会場は少し、異空間だ。
展示会場に直接届いたanimaの最後のサンプルも上出来。
laluもformulaも映像で飾られて、幸せだ。

しっかりと時間いっぱい接客をして、
時々差し入れの甘い物で疲れを癒し、
初日は充実した疲れを下げて、この日の一大事に向かった。
お師匠様との会食。
その昔、打ち上げでよく行った台湾料理の有名店。
懐かしのシジミの酒蒸し、腸詰め、焼きビーフン。
ビールを飲みながらゆっくりと“からくり”を聞きながら、
これからどうして行くか、僕の武器は何なのかを確認して、
近い将来にやる事がはっきりと目の前に提示された。
まだまだ未熟。
まだまだ途上。
でも、それをやっていい資格はどうやら既に手の中にあるようだ。
お墨付きをいただき、勇気がみなぎるうちに、
どんどん前に進んでいこうと思う。
明日は一番の山場。
次から次へとやってくるバイヤーさんと真剣勝負。
そのためにしっかり今夜は眠っておく。
おやすみなさい。
[ 01.diary ] 2011年04月19日
準備完了
張り切って会場に30分前に行ったら、
まだ入れなかった。
たまに気合いを入れるとこのざまだ。
いよいよ明日から展示会。
今回は非常に、良い準備が出来たし、楽しくなりそうだ。

laluは30型の盤石コレクション。
これが本当に僕のやりたい洋服だと言える。
扱うのは難しいと言われる領域にこそ僕の目標がある。
困難な道だけど、ストレスは、無い。

処女航海に繰り出すanimaは、なんでここまでと思うほどの落ち着きぶりだ。
7年目のlaluに負けぬ風格を備える。
何せモッズコートの出来映えたるや、凄まじき。
良い出会いがあると良いが、簡単じゃなさそうだ。

震災の影響で波瀾万丈の船出となったformulaもなんとか風に乗った。
関係者のみの来場だった今日だけで、かなりのオーダーをもらった。
ブランドとしての方針もようやく明確になった伸びしろだらけの新参者。
実は今回のダークホース。
一番客を呼べているのはformulaかも知れない。

それから友人のアクセサリーブランドm.soeur。
何ともかわいらしい女性達へのアーティクル。
まさかこれほど同じ空間にあって大丈夫だとは思わなかった。
しっかりと飾られたこのコーナー。
一番華やかである。
何年ぶりだろうか。
わなわなと何かが沸き上がってくる感じ。
今回の展示会、すごく、楽しい。
あすはあの人がご来場。
僕の成長した姿、どう映るか。
そして、僕はこれからどうして行くか、そのヒントを探す。
なんだか、今までとはまるで違う展示会になりそうだ。
やはり、勝負に出るのは大切だ。
勝てる試合だけするなんて不可能。
今まで負けたのも、勝つためにあったと思えば良し。
[ 01.diary ] 2011年04月17日
12:00帰宅。
展示会前の土曜日。
いつものごとく大忙し。
撮影、スワッチ、荷造り、買出し。
おそらく沢山忘れているが、今日はもう無理だと思い、帰って来た。
時計は日付を帰る瞬間だった。
明日、友人に着用をお願いしてもう少し撮影。
荷物を出荷したら僕は一足先に東京へ向かう。
今日も震度5クラスの地震があったみたいだ。
なるべくエレベータには乗らないでおこう。
今回の東京の展示会は今までとずいぶん様子が違う。
なんと言うか、以前つとめていたTUBEやAnonymousの頃のそれに、
少し近づけるような雰囲気がある。
サンプルの出来もだが、
展示会に向けてやるべき事をしっかりやったと思えるのは始めてだ。
その上、新しくwomen'sも始めるし、
展示会場への来場者数もおそらく過去最高になると思う。
ま、今までが少なすぎただけだが。
北は北海道から南は熊本まで。
僕らの行動に答えてくれる人々がいる事にまず、感謝したい。
さて、明日の午前中に上がるサンプルはlalu x 1, anima x 1, formula x 1。
animaの1つがどうにも前日上がりになってしまった。
震災で東北の仕事が新潟に回って来て、かなり大変だったようだが、
いろいろな人のおかげでなんとか展示会に全型揃う事になった。
その人達のためにも、なんとか良い結果を持ち帰りたい。
そして、展示会も山場なら、入荷も山場。
4月納品の作品が次から次へと登場。
そのなかで、飛びまくっているのが、こいつ。


早くも追加を決定。
次回納期はおそらく5月の中旬か。
バンダナの残量的に何枚とれるか。。。
現状店頭にはしっかり在庫あり。
でも、長年の経験から、これが4月中に売り切れると予感する。
素早い工場さんがついてるから、思い切っていこうと思う。
展示会、辛い事も多いけど、
僕らの仕事において、最高の見せ場。
存分に楽しんできます。
[ 01.diary ] 2011年04月13日
興奮続くこの頃
展示会に向けていろんな物が上がっている。
毎日、興奮の連続。
今日はlalu : single leather ridersと、
anima : hooded leather jacketのサンプルが上がって来た。
その羊の革は手に吸い付くようにしっとりとして、
色もマットな赤みのさすブラック。
好みの上品な仕上がりだ。
それにしても、animaの上がりが非常に良い。
生地はあくまでメンズのリストの中から選んでいるのだが、
なるべく、軽くやわらかいものを選んでいる。
今のところ、アウターはマントとレザージャケットが手元に届いていて、
共に非常に良い出来映えだ。
周りにいる洋服にまつわる仕事をする女性にも見てもらってみたところ、
評価はかなりよい。オーダーくれたしお世辞ではなさそうだ。
もちろん不都合もみつけた。
でも、当初予想していてどうにも理解不能の範囲ではない。
想定内の改善点のみなので、問題はない。
仕事に出ればサンプルで興奮。
家に帰れば息子の存在に興奮。
最近、正直寝不足だが、楽しくてしょうがない。
明日もこの興奮が続くと良いが、
これから大物が続々と上がって来るので、
今はまだ見ぬ新作達に期待まじりの不安でいっぱいである。
[ 01.diary ] 2011年04月11日
formula
formula 術式、魔法陣。
世界中にある神や悪魔にまつわる物語にスポットあて、
その登場人物?登場神物?をテーマにして1つの服を創る。
一つ約束事があり、生地として、ニット素材、編み物の生地しか使わない。
縫製とパターン上は布帛のカテゴリーも採用するが、
あくまで、生地はカットソー物。
現状、どうしてもTシャツが多くなるが、
環境が整ったら、次々とカット素材の大物をリリースしたい。

僕が洋服のカタチをデザインし、
塩内というチョコボがヴィジュアルをデザインする。
とさかの先まで入れると約2mの大男。
でも、ちょっぴり臆病者。
褒められて伸びるタイプのようだが、
僕は人を褒めると死んでしまうので決して褒めない。
今回が2度目の発表だが、次第に迫力も出て来ていると、思う。
サンプル進行は先の大震災で生地が駄目になり、
もう一度生地から選びなおして制作している。
どうやらぎりぎりのきりきり舞いでなんとか展示会に間に合いそうだ。
laluとanimaとformula。
いつの間にかうちの会社には3つのブランドが出来ていた。
それぞれ、しっかり創り込んで、良いご主人様をみつけてくれる事を願う。
[ 01.diary ] 2011年04月10日
lalu
2005年からスタートしたlalu。
今回の秋冬で13回目の展示会になる。
しっかり創り込んで今回リリースするのは29品番。
最近じゃ少し少ない方だが、惰性でカットソーの品番を増やしたり、
苦手なシャツで大暴れをしないようにした結果だ。
会社としても7年目に突入した。
laluとして何を創りたいのかが3シーズン前から固まり、
今回の展示会ではよりそれがはっきりとカタチに出来たと思う。
パターン、寸法、生地のアイデア。
7年前には到底無理だった事も出来るように成って来ている。
正直、7年前とは全く別のブランドになって来ていると思う。
そうなれば、自ずと卸先も変わって来る物だが、
中には僕のやりたい事を理解し、辛抱強く付き合い続けてくれているお店もある。
長い間フワフワと迷い落ち込み調子に乗り、
ようやく今ここまで来たlaluで、そんなお店に恩返しをしていきたい。

PVを早く皆さんにも見てもらいたい。
展示会が終わり、4/29からの所謂、ゴールデンウィークに
恒例の内覧会をcassowaryにて開催するので、
そこでご覧いただこうと思っている。
ご予約いただいた方には渾身のDVDをプレゼントしようと思う。
ちゃんとDVDケースも買って、ジャケットも印刷会社に発注した逸品。
映像も音楽もすばらしいので、
laluの洋服どうのこうの以前に楽しんでいただけると思う。
ご期待を。
今日は事務所で一人、サンプルを待っている。
2時までには来ると連絡があったが、未だ来ない。
現在、13:44。
そわそわして既にコーヒーは3杯目だ。
腹も減った。
福山通運が恋しくてたまらない。
anima
anima←→animus
anima(男性における抑圧された女性的特性)
6年にわたり制作して来たlalu。
その経験と哲学をそのままに、女性の洋服を創る事にした。
それに際し、僕の頭の中にメモされていた好きな言葉の中から、
まさにという言葉をブランド名にする事にした。
今日もワンピースが2型上がって来た。
今までとは違うなかなか面白い気分だ。
laluが何をしようとしているか。
それを理解してもらうのは難しかった。
その原因の一つは、僕にまだ、やりたい事をやる技術が無かった事。
それによって、laluのおかれる環境は理想的とは言えなかった。
それでも、深く静かに僕のやる事を見守ってくれる人々がいて、
7年目を無事迎えさせてもらった。
そして、次の秋冬の展示会、おそらく本当に僕のやりたい事が見てもらえると思う。
自分で確信した部分はしっかりと継続し、
新しく手に入れた要素で新しい領域にもチャレンジする。
そのために、環境も変えていかなきゃいけない。
そう思い、行動もおしまず、毎日積極的に前に進んでいる。
animaもその一つの行動だ。
ずっとリクエストはあった。
それを決断できた理由は、制作の環境が整っただけでなく、
やはり、会社の環境が良くなった事が大きい。
以前は店に付きっきりだったし、
そこに入ったスタッフにつきっきりだった。
最近はそうしていた時間のすべてが机に向かう時間に使えるようになった。
絵は次々に描き上げる事が出来るし、
生地との睨み合いは思う存分眉間に皺を寄せられた。
始めるのは難しい。
でも、一番難しいのはそれを続ける事だ。
分担された役割をそれぞれがしっかりこなして、
良い結果を手に入れるよう、がんばろうと思う。
[ 01.diary ] 2011年04月08日
雨にも負けない、風にもまけない
4/8金曜日。
京都は雨。
桜が満開間近。
帰り道の公園でサラリーマンの皆様が大はしゃぎ。
またしてもあの日の事を思い出した。

今日はこいつを着て来た。
もちろん傘はささず、フードをかぶって。
店についてコートをバサッと一発はたいて、はい元通り。
水はモルタルの床に叩き付けられた。
〜テックス、〜ニクス。
いろんな高機能素材があるが、それを使うだけで馬鹿みたいに高くなる。
極限の環境用に開発された生地を、ぬるま湯の日本の街で着る必要は無い。
スペック好きの日本人。
それもまた仕方ないが、無名で普通の生地でも昨日はほとんど変わらない。
120km/hの球を打てないバッターに160km/h投げなくても、
135km/hで打ち取れば良い。
そのピッチャーの方が年俸も1桁安い。
ま、人間関係は僕の場合、全員に対して170km/hを投げ込みますが。
そういわれております、周りではね。
旨い刺身屋のカウンターでもっと上手くやれとなだめられた事は、
1度や2度じゃございません。
雨をはじく様はまさにレインブレイカー。
かっこいいニックネームを付けたこちらの作品。
入荷2週間後、1月の末に完売しています。
あと20着は売れた。
制作費の都合で全く足りず、申し訳ない。
今季の春のジャケット&コートは10型のうち、7型が完売。。。。
それもどれも4、5着の在庫じゃなかったのに。
店頭にある3型も残りあとわずか。
最近じゃ秋冬のコートの話しが売り場のメインテーマ。
創りたい物を思う存分創っていられるのも、この店があるからこそ。
この感謝は更なる制作の向上と店頭での振る舞い酒にて返していく所存。
どうぞ、お付き合い下さい。
さて、もうすぐlaluの敏腕営業マン、吉川"THAT'S(雑)"薫が休日出勤する。
途中、ほか弁でも買って来てもらおうかと思う。
今日は雨。
店も暇になりそうだから、展示会の作業を二人で片付けよう。
そのためにも、チキン南蛮弁当が必要だ。
[ 01.diary ] 2011年04月07日
一丸
展示会が迫り来る。
前回までの展示会と違い、今回は有限会社Sanctum単独の展示会。
誰も来ないかも。。。なんて心配も夜中に沸き上がってくる。
そうならないように、一生懸命準備をするしか無い。
というわけで、田和と吉川と役割分担をして、
今週はいろいろな作業をしている。
そこで今さら発覚した事実。
いや、再確認した事実。
僕の営業のへたくそさ。
田和と吉川がそれをしだした途端、実にスムーズになっている様子だ。
今日もせっせと電話をする二人を頼もしく思った。
それで、店番で役に立とうと気合いを入れたが、空回り。
最近、僕の方が吉川より売上が悪い。
望んでいた未来だが、実際目の当たりにすると、さみしい。
明日も、私、店番です。
誰かお願いします。
laluのサンプルが次から次へと上がってくる中に、
遂にちらつき始めたanimaのサンプル。
まずは上がって来たのはカーゴパンツ。
友人のwomens buyerさんに女性のサイズも作ってほしいと言われてやってみたが、
なかなかの面で上がって来た。
さすがに始めてのwomensのボトムだし、
laluからのさぐりさぐりのパターンだったので、
至る所に修正が勃発しているが、
基本的なシルウェットは及第点。いや、高得点。
これを生産までに完璧にしたい。
そしてもうすぐ上がり始めるanimaの大物達への期待は膨らむ一方。
田和と吉川ががんばって営業をしてくれているのに、
サンプルがしょぼかったら台無しだから。
そうならないように。
明日はストールが上がる。
グラデーションジャガードの渋いヤツ。
秋冬の新作は4/29から内覧会を企画中。
またみんなさんにメールで連絡します。
さ、今から資料制作。
がんばります。
会社が一丸になっている。
これで楽しくないはずが無い。
[ 01.diary ] 2011年04月06日
さくら
展示会と言えば、サクラ舞い散る目黒川。
そんなイメージがある。
今年は散り果てたあとの展示会になりそうだ。
僕は花見に良いイメージが無い。
高校2年の時、日曜日に学校の近くの公園に集まり、花見をしていた。
正直に言う。酒を飲んでいた。
隣にいたどこかの会社の団体にもいろいろもらったりして。
酔っぱらったおっさんが隣の建物に上って警察がやって来て、
ものすごく焦ったのをおぼえている。
寒くなり、日も暮れて来たので、隣の団体も千鳥足で数人が帰り始めた。
僕らの方も何人かの女子が帰る事になり、
最寄りの烏森(カスモリ)駅へ送っていこうと立ち上がると、
先に駅に向かったとなりのおっさんが血相を変えて戻って来た。
何やら騒いで皆が走って駅に向かっていった。
何人かの女性が泣き崩れている。
どうしたんだろうと思いながら、僕らも駅に向かうと、
ちょうど救急車がやって来た。
警察もいる。
高校生の僕らは少しあせり、一度駅を離れる。
で、さっきいろいろつまみをくれたおじさんに事情を聞く。
即死だったそうだ。
さっきまで隣で騒いでいたおじさんの一人が酔ってホームから落ちた。
そこにちょうど急行がやって来て。。。。
恐ろしい。
とにかく警察がいるし、少しだが、お酒を飲んだ僕らはそこを離れた。
完全に日が沈み、おそるおそる駅に戻ると、
数人の警察か駅員かが放水しながら掃除していた。
あれ以来、花見の誘いに気分が落ち込む。
ま、犬を連れて花見に来る人がいるのいやなのが最大の理由ではあるが。
だから、僕を花見には誘わないでほしい。
夕方5時
この時期の夕方5時。
沈み始めた太陽の光が、目をつぶされそうなくらいに明るい。
碁盤の目と言われる京都の町は、
通りはほとんど真っ直ぐ南北と東西に走っている。
だから、ちょうど日が真西に沈みいくこの時期、
光線は西へと帰宅する僕の目に真っ直ぐ飛び込んでくる。
視界の70%はこの光によって覆い隠され、
注意をしないと目の前に急に人が現れたりする。
春は来てしまったようだし、
せめて頭の中だけでも秋と冬の事を考えていたい。
そんな性分に、この仕事は向いている。
4月の展示会でリリースするのは今年の秋冬の作品。
だから、事務所はムートンやらメルトンで飾られているのだ。
丈の長いコートにミシンの針をばきばき折る厚手の度詰め。
大好きな要素に囲まれて過ごす半日は、
生まれたての息子と過ごす時間から大きく溝を開けてはいるが2番目に幸せな時間だ。
今日は遂に新ブランド、animaのサンプルが一つ上がって来た。
さすがに始めて作るwomen's。
製品までに修正すべき箇所がいくつか出来たが、
それでも始めてlaluを作ったあの頃の、
ちょうどこの時期の夕日みたいに目がくらむ中の手探り状態に比べると、
僕は少し出来るようになっている事が分かった。
長年の苦労は無駄じゃなかったようだ。
ちょうど、サングラスみたいな役割になっている訳だな。
もう何日か経てば、ジャケットやコートも上がってくる。
今週末から来週にかけてはすごく忙しくなる。
でも、一年で一番興奮する時期でもあるのだ。