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[ 01.diary ] 2010年09月29日
美しい上で、印象的に
パリでも活躍していたモデルの友達が言っていた。
ただ美人なのは当たり前、
その上にオンリーワンなインパクトが無くては、仕事はもらえない。
彼女はそれはもう美しく、
男女問わず、見とれてしまう容姿をもっているが、
それでもまだ何かをいつも向上させようと企んでいた。

これには僕も息をのんだ。
いつも黙々と洋服を創り続ける後輩が、
ようやく送り込んで来た渾身の一発。
美しいフォルムをもちながら、強烈なインパクト有する。
淡く移り変わる色の変化も上品で、
世にリメイク流行の濁流があるとしても、
ただ海へと流れていくだけの頭数とは違い、
どんな鉄砲水にもびくともしない岩のようだなと思う。

この人のモノ創りも好きだ。
彼の頭の中からしか生まれない形。
機能性や過去のセオリーに縛られず、
おそらく造形物としての姿をしっかり意識されて生まれる作品。
本人には失礼かもしれないが、
こういう洋服を創る人に僕は勇気をもらえる。

そんな僕がこの二つに並べて恥じないと思うのがこれだ。
ワイドストレートonバミューダショーツ。
異なる2つの要素を理由をもって一つにまとめた。
その結果として生まれる複雑な線の関係性。
奥行きのある建築物のような面構え。
このところ少しずつ支持者が少なかったパンツに光が射している。
シンプルなパンツも創り込んでいて楽しい。
こういう複雑で難しいパンツも楽しい。
僕の中では、両方とも同じ方向性の中にある。
アンチカテゴライズ。
無能な物と者への延命処置など必要ない、
構造物として圧倒的な美しさとインパクトのある服が、
純粋に一番すばらしい物であると思う。
そういう服に囲まれていて、幸せだ。
投稿者 system : 2010年09月29日 16:51
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