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[ 01.diary ] 2009年03月26日
携帯を変えた、laluの環境も変えた
泣き叫ぶ子供の留守電が入ってから、
僕の声を仲間に届けてくれなくなったお気に入りの黒く艶の無い通信機器。
仕事の性質上、修理を待つわけにはいかず、
泣く泣く機種を変えた。
赤塚不二夫に似た初老の販売スタッフのおじさんの丁寧な説明を聞き、
選んだのはWoo携帯の一型古い奴。
画像が非常にきれいだ。
デザインもシンプルで軽く、薄い。
ブラウンとレンガ色に金のトリミング。
待ち受けはLIVE CASSOWARY。
この携帯でまたいろいろな物語を演出していく。
携帯を変えた今日は、何かlaluにとって大きな変化が来る予感を感じた。
2009 autumn & winter より、
僕の営業センスの無さを知る先輩と後輩の説得により、
10年来の僕の理解者がlaluから偏屈を少しだけ取り除く。
その新戦力の男とは、奴が19の時から付き合いだ。
時は順調に流れ、奴も30を超えた。
頼りなく、酒の弱かった奴が、
”いろんな事”を経験して、少し心と酒が強くなって、
再び僕の片腕に立候補してくれた。
好物は僕の作るナポリタンとlalu。
肩幅は狭いが顔は広い。
僕がかわせないちょっとした精神汚染をさらりとかわす。
降り掛かる火の粉をイサギヨク浴びた10年間。
物作りにはよい影響を及ぼしたが、心には傷が増えた。
人には性質がある。
そうまたしてもたとえ話はファイナルファンタジー。
僕は日本刀を振り回す破壊のみを行う前線担当の剣術士。
奴はその僕の後ろからプロテスやシェルを唱え、防御力をあげてくれる白魔導師。
やがて刀が通じない敵に魔術を放つ黒魔導師や、
機敏に敵を惑わすシーフが加わり。
竪琴を奏でて心をふるわす吟遊詩人。
会社はまさにファイナルファンタジー。
時には味方のふりして仲間に入ってくる裏切り者も現れるが、
いろんな能力を持つ仲間と一緒に頑張れば、
やがてとんでもなく強大な敵を圧倒的に打ちのめす。
そんな時代が、laluにもようやくやって来た。
よって、僕はlaluの制作とKAMMERに集中できる事になった。
それから、今年の夏に始まるCASSOWARYの物語にも。
しっかり物を作る事が、やはり僕が出来る唯一のシャイニングポイント。
そしてそれをKAMMERで自慢する。
ついでに仲間の服も自慢する。
酒を飲む。
話をする。
ギターを弾く。
遊んでる様に過ごすその時間が僕の一番大切な仕事。
そのかわり、誰もいないところで眉間に皺と期待を寄せて、
武器や魔法の変りにlaluのコートやカットソーを放つのだ。
経験値は知らない間に僕らを強くして、
昔、瀕死に追い込まれた憎たらしいモンスターを、
いつの間にか一太刀で葬り去る事が出来る様になっていた。
今日も新しい魔法が使える様になった。
lalu 2009 AW no:10909 OILED COTTON CLOAK
新型のマントのサンプルは、
自分でも恐ろしくなるくらいの破壊力を持っていた。
楽しいね。
だから、楽しんでもらえるといいな。
投稿者 sakai : 2009年03月26日 04:35
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