病は、病

先週一週間を
私は無駄にしました

始まりはよかったんです
新緑の北陸道を切り裂き
颯爽と金沢へ向かい
年明けから練っている悪巧みの最終調整に行ってまいりました
その道すがら
降り注ぐ太陽に熱せられた車内を
少し強めのクーラーで迎え撃ちながら
好きな曲をかけまくり
眠気対策の大合唱
最初の異変はサービスエリアでした

キンキンに冷えた体を
急に初夏の外気に触れさせた途端
ぞくっと背中に悪寒が走り
軽いめまいと頭痛を発症
温かいものをと
コーヒーを買ったものの
どことは言いませんが極上の不味いそれは
二口でギブアップ
そして鯖江を超えたあたりから
ガラスの喉に鈍痛発生
そうです
みなさんご存知の“風邪”を自己生成したんです

しかし
せっかくの夢の国金沢へ長旅を経て参じた以上
酒と鮨を食らわずして帰れないわけです
いつも見せない意地の見せ所です
なんとなく発熱もしていることはわかっておりました
ただ
病は気からと申します
ということは
信じなければ風邪など取るに足らないもの
そう思いひたいに滲むにわか汗や
低周波のように襲う筋肉の鈍痛をまやかしと押さえ込み
三軒の暖簾を潜りました

結果
火曜日の昼に戻って
なんとか店番をこなしたあと
残りの平日をほぼベッドで暮らしました

今週は
先週の失われた時間を取り戻します

LIVE cassowary file:8

かつて
音楽への未練を果たすべく
merphとご縁をいただいた音楽家をお招きし
ひと夜の音楽祭を幾度と開催してまいりました
しかし
諸々の理由でその開催をここ数年断念しておりました

その間も
私の音楽への嫉妬と未練は
順調に育まれ
じわじわと酒を酌み交わす音楽家の仲間が増えておりました

今年
cassowaryは10周年を迎えます
来月6月はちょうど今の物件の契約を結んで10年となります
そこで
そろそろ諸々の理由も解消しましたので
宴を再開することになりました

その第一弾に名乗りをあげてくれたのは
『ワンショット』
メンバーは
杏子(vo&ds)
佐藤洋介(vo&b)
福田真一郎(vo&gt)
あらきゆうこ(vo&ds)

すごいメンツのバンドです
そしてそうです
あの杏子さんです
今回のライブ
主催ですがチケットを買います
当日は一人の客として会場に入ります

久しぶりのLIVE cassowary
ぜひcassowaryをご愛顧頂いている皆様にもご参加頂きたいと思います

詳細とチケットのご予約方法を下記へ記しておきます
お気軽にメールにてお問い合わせください。

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LIVE cassowary file:8

2017年6月12日(月)

会場 AKKUN’S510
   京都市中京区手洗水町646−2烏丸第3スタービルB1(烏丸通蛸薬師南東角)
時間 19:30OPEN  22:00CLOSE

チケット 4,500円(with 1 drink)

出演 ワンショット (オープニング 浜端ヨウヘイ

*未成年者のご来場はご遠慮ください。
*50名限定のライブとなります。予約のキャンセルの無いようお願いします。

予約方法
下記のメールアドレスにご来場希望の方全員のフルネームを記載し
タイトルを『LIVE cassowary file:8』と記載して頂き
①氏名 ②携帯電話番号 をお知らせ下さい
*複数枚ご希望の方は
①全員の氏名 ②代表者の電話番号で結構です

予約&問い合わせメールアドレス
お陰様でチケット完売いたしました

 

 

はじまりの絵本

このゴールデンウィーク
建仁寺の禅居庵にて
『はじまりの絵本』〜100人の子供と大切な絵本展〜
というイベントが開催されています
ご住職からお声がけいただき
私も僭越ながら二冊の絵本を推薦させていただきました

一冊は
『おおきなきがほしい』
この作者 佐藤さとるさん
実は私の親戚で
幼い頃から実家にさとるさんの絵本やカレンダーがあったのを覚えています
『コロボックル物語』シリーズ
ご存知の方も多いのではないかと思います
さとるさんは
今年の二月に89歳でこの世を去るまで
たくさんの童話を世に残されました
その中で一番好きだった作品をまず選ばせてもらいました

そしてもう一冊は
『三枚のお札』
小僧と鬼婆の臨場感あふれるせめぎあいと
最後に頓知を効かせてトドメをさす和尚さん英雄伝(笑)
私の持っていたのはソノシート付の絵本でした
何度も何度も祖父のレコードプレーヤーを占拠して
聞き続けたのをしっかり覚えています

私は店番がありまして
まだ会場に足を運んでいませんが
天候にも恵まれたこの連休
新緑の建仁寺を散歩しながら明日にでも覗こうと思ってます
お時間ございましたら懐かしい絵本を探しに行ってみてください

臨済宗建仁寺 禅居庵website

『はじまりの絵本』〜100人の子供と大切な絵本展〜

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salon de kyoto

今から18年も前になるんだなと
改めて思う

ある日突然
京都に住んで少し知識がついていれば
誰もがまさかそんな場所に
そう思ってしまう五条の橋の西の袂に
今まで見たこともない風体の美しいカフェができた
当時日々納得できず悶々としていた青年坂井(25歳)は
たやすくそこに吸い込まれた

鴨川沿いに大きく開く窓
オーナーである西堀氏のデザインした家具にプロダクト
それと世界の名作のテーブルに照明にグラスにカトラリー
今は二階もカフェになっているが
オープン当初は二階と三階がオーナーの自宅だった

毎日のように通い詰めた
ぼー と鴨川を眺めて珈琲を飲んでいると
時々オーナーが上からおりてきて
悩める後輩たちの野心を煽っていたのを思い出す
そして
まんまと煽られた坂井青年は
中年坂井となり
今もまだ大成せず
夢みたいなことばかり追いかけている

 

春を制する者

つい先週
岡崎冷泉通で撮影した時は
こんなにも桜が残っていたのに
今はもう
新緑の侵略が完了し
我が家のある東の端の山々は
あらゆる緑のグラデーションに覆われて
一年で一番美しい時を迎えています

しかし
緑の勢いとは裏腹に
今年の春は
なかなか気温が上がりません
まだまだ春の羽織りものが活躍し続けそうです

春の羽織りものは迷われる方が非常に多いのは知っています
だから我々はこの時期に
一年で一番着る回数の多い服をリリースするようにしています
5月まで着たら
また10月に最前線に躍り出る服
つまりこの時期に店に並ぶ服を持っていると
洋服の着回しを制するんです
3月まで冬服でごまかしても過ごせるとは思いますが
それじゃあ
つまらない
そう思うんです

快適さだけじゃなく
高揚感も
僕ら洋服を作る人間が提供できるようにならないといけないと
そう思うんです

今シーズンはそれができたのではないかと
そう思うんです

群青刻

日が暮れると
まだまだ肌寒い
いや昨日はかなり寒かった

久しぶりのテニスは
五山の送り火の”妙”の麓
この辺りは高い建物は当然なく
空がどんと広がっている
この時期
陽が沈むと
東の空は見事な群青色になる
これがすごく好きだ

残念ながら昨夜のテニスは絶不調
準備運動を怠り
左のハムストリングに違和感発症
無理せず
ゆっくり静かにハードヒットの三時間だった

合わせ技

MR1113 technocrat好評です
そしてそのセットアップ可能なパンツ
MR3060 nomadがこの週末店頭に到着しました
1/72ウールトロピカル
ウールとはいえどおり組織は平織りのトロピカルです
僕の嫌いな”そこらへんの服屋の店員”的にいえば
サマーウールって適当に括られるポディションですかね
通気性も高く夏場でも心地よく履いてもらえます

この写真は昨年バージョンです
これを見てたくさんお問い合わせいただきましたね
お待たせしました、本当に
パンツは去年より細く仕上げています
もう少しスッキリしてますかね

五月六月と私も結婚式に参列する機会が続きます
披露宴の料理(酒)をたらふくいただくのに
このセットアップ
役に立ちそうです
問題は
ジャケットのサイズに豊かな上半身を合わせなくちゃいけない点
あと一ヶ月
どこまでいけますでしょうか
”一ヶ月でウエストXXcm減!”
というテレビのCMに思わず目がいってしまう
この頃です

 

ヤマキとウェグナーとエイリアンズ

昨日
断続的に降り続く雨の中
春のanimaの作品のロケ撮影を敢行しました
前回は広島で撮影しましたが
今回は下山を京都へ出動させて
ヘアメイクとメイクを
以前にも何度かここで紹介した
冷泉通りのヘアサロン“plak “の大倉夫妻に
お願いして圧倒的順調作業で
予定していた16:00終了を大幅に短縮し
14:30からビールをどこで飲むかを相談していました

このplakというヘアサロンは
琵琶湖疏水のダムの前にあり
窓からの穏やかな景色は職場として羨ましい限り
街の喧騒から少し離れているのに
オープン以来顧客さんが増え続けて
毎日忙しそうです
そんな中の貴重な月曜日の定休日に撮影協力いただき感謝しかございません

plakにもヤマキのヴィンテージギターがあります
ゼロフレットのかなり古いものです
からりと乾いたいい音がします
ハンスウェグナーのデイベッドソファGE258に腰掛けて
雨に次々と撃ち落とされる桜の花びらを
ぼんやりと眺めながら
最近はまっているキリンジの“エイリアンズ”を弾いてみましたが
もう少し練習が必要です

撮影した写真
近日公開します

STUDIO the 3rd heim

広島のスタッフたちが
京都のスタッフたちで必死に作った作品を
美しく撮影してくれます
少しでも
今目の前にあるこの服が
みなさんにありのまま伝わるように
朝早くから
何度も何枚も
撮影してくれます

彼らが撮る写真は
merphの武器になりつつあります

technocrat

我々merphはご存知の通り
極めて小さい洋服のレーベルです
そのため
自由自在に洋服を作り込むことができません
工場にも当然“事情”があり
ある程度の制約のもと我々の洋服を縫ってくれるわけです
生地屋にも同じくあるわけです

冒頭の写真は
昨日上がってきたMR1113″technocrat”の黒です
このジャケットは昨年マイナーチェンジしてリリースした作品です
しかしながら
手に入れた生地はデッドストック
縫製工場に頭を深々と下げて
正反足らずの半端生地を縫製していただき
入荷した数量は入荷日にはほぼ買い手が決まっていました

そこで今年は
少し奮発して生地をしっかりキープして
黒とチャコールグレー2色ご用意させて頂きました
昨年諦めていただいた皆さま
まだ未練ございましたらmerphの部屋でお待ちしています

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